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2016年「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日5月3日(日)、「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」開催です。多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

私ども<とみきち屋>根津教会に出店いたします。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885

しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。
その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-8581.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■W・E・バトラー『オカルト入門』★ 角川文庫

昨年同じ著者の「魔法入門」を見せ本のつもりで持参したのですが、何と購入いただいてしまいました。ならばと、今回は「オカルト入門」を(笑) 結果はいかに。

■井筒俊彦『ロシア的人間』★ 中公文庫

不忍の一箱に初参加した際、小さな娘さんを連れた若いお父様に購入いただいたことは今でも鮮明に覚えています。当日のエピソードをブログで書き、後に南陀楼綾繁『一箱古本市の歩き方』(光文社新書)の中でとりあげていただきました。思い出の品、2度目の出品です。

■佐藤春夫『この三つのもの』★ 講談社文芸文庫
■清岡卓行『手の変幻』★ 講談社文芸文庫
■倉橋由美子『毒薬としての文学』★ 講談社文芸文庫
■小島信夫・森敦『対談 文学と人生』★ 講談社文芸文庫
■岩阪恵子『木山さん、捷平さん』講談社文芸文庫
■岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』★ 講談社文庫
■樋口修吉『ジェームス山の李蘭』★ 講談社文庫
■後藤明生『思い川』★ 講談社文庫
■赤瀬川原平『櫻画報大全』★ 新潮文庫

■フーコー『フーコー・コレクション1~6』(全6巻セット) ちくま学芸文庫
■ニーチェ『生成の無垢 上・下』★ ちくま学芸文庫
■デリダ『死を与える』★ ちくま学芸文庫
■ゴダール『』ゴダール 映画史(全)』 ちくま学芸文庫
■加賀乙彦『日本の10大小説』★ ちくま学芸文庫
■林尹夫『わがいのち月明に燃ゆ』★ ちくま文庫
■杉本秀太郎『洛中生息』★ ちくま文庫
■色川武大『唄えば天国ジャズソング』★ ちくま文庫
■アンデルスほか『ヒロシマわが罪と罰』★ ちくま文庫

■岡谷公二『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』★ 河出文庫
■古井由吉『円陣を組む女たち』★ 中公文庫
■宇野鴻一郎『鯨神』★ 中公文庫
■山本明『カストリ雑誌研究』★ 中公文庫
■常盤新平『』アメリカの編集者たち』★ 新潮文庫
■ブルガーゴフ『巨匠とマルガリータ 上・下』 岩波文庫
■多木浩二『写真論集成』★ 岩波現代文庫
■東峰夫『オキナワの少年』★ 文春文庫
■三島由紀夫『黒蜥蜴』★ 学研M文庫
■松下竜一『狼煙を見よ』★ 教養文庫
■鶴見俊輔『期待と回想』★ 朝日文庫
■中平卓馬・篠山紀信『決闘写真論』★ 朝日文庫
■小島信夫『私の作家評伝』★ 潮文庫
■長田弘『私の二十世紀書店』★ 中公新書

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ほか多数

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2016年「第18回 不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

5月3日(日)「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」、私ども<とみきち屋>根津教会に出店いたします。

昨年根津教会に出店された方から伺ったところによると、以前のように教会前での販売ではなく、教会内の中庭での販売だそうです。
<ほんやいっし~>さん<古書むしくい堂>さん、<野花>さん、<だるま書房>さん、<十八青年文庫>さん、<書肆 から羽>さんとご一緒させていただきます。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=4154
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

2008年「秋も一箱古本市」に初参加以来、通算11回目の参加になります。(春は7年連続)
今年から棚のように何段も積み上げたり、箱の外に本や小物を並べることがNGになりましたので、残念ながら<とみきち屋>名物、ひしゃげたせんべい缶の積み重ねをご披露できません(笑)
例年以上に一度に展示できる本の数は制約されますが、いつもより頻繁に本の入れ替え、補充を行い、様々な工夫するつもりです。それでも限界がありますので、前半と後半では並べる本が、がらりと変わることは避けられません。出品本の質は落としませんので、お時間に余裕のある方は二度お越しいただければ幸いです。毎年10人以上の方に二度足を運んでいただいており、二度目のお買い上げの際には何らかのサービスをさせていただいております。

ウェザーニュースの予報では5月3日「曇り時々晴れ」となっていますので、雨は避けられそうです。
素敵な本や人との出会いが皆様に訪れることを祈りつつ、多くの方々のご来場をお待ちしております。是非おでかけください。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】

別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。

<マッカラーズセット>

■マッカラーズ『夏の黄昏』(福武文庫) 絶版
■マッカラーズ『結婚式のメンバー』(新潮文庫) 村上春樹訳・新刊

『心は孤独な狩人』(新潮文庫)が出せれば云うことないのですが、2年前の一箱で出品して後、なかなか見つけられません。それで今回はこのセット。
新潮社の「村上柴田翻訳堂」はいい企画ですね。私たち世代の海外文学好きにとっては馴染の本もけっこうありますが、若い人はほとんど知らないのではないでしょうか。
私個人としては(復刊は別として)、両氏の新訳が今後楽しみでなりません。

<萩原朔太郎セット>

■『恋愛名歌集』(新潮文庫) 絶版
■『詩の原理』(新潮文庫)  絶版

古書店巡りをしていても『恋愛名歌集』は簡単には見つからないものだと思います。万葉集から新古今和歌集までの歌を取りあげ解説を加えた作品。朔太郎ファンならずとも一読の価値ありです。

<今東光セット>

■『極道辻説法』(集英社文庫)
■『毒舌 身の上相談』(集英社文庫)

東光和尚の毒舌全開、まさに痛快無比。若者に読んでもらいたいが、毒が強すぎるかもしれない。

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【単行本ほか】 書名直後に★があるのは絶版または品切れ

■山本義隆『私の1960年代』 金曜日
■草森紳一『その先は永代橋』 幻戯書房
■五味康祐『オーディオ巡礼』 音楽之友社
■荒川洋治『文芸時評という感想』 ★ 四月社
■鶴見俊輔『言い残しておくこと』 作品社
■斎藤環『ビブリオパイカ』 日本評論社
■深沢七郎『流浪の手記』★ 徳間書店
■柴田元幸『柴田元幸と9人の作家たち』(CD2枚付き) アルク
■シオラン『シオラン対談集』★ 法政大学出版局
■ナボコフ『記憶よ、語れ -自伝再訪』 作品社
■コシンスキ『ペインティッド・バード』 松籟社

ほか

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2015年「Sendai Book Market一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日6月6日(土)、「Sendai Book Market一箱古本市」開催です。
一番信頼しているウェザーマップ天気予報では、仙台の当日の天気に傘マークは無く曇り予報。降らないと信じています。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

「Sendai Book Market一箱古本市」の詳細はこちら→ http://bookbooksendai.com/
参加全60組の紹介もされています。
<とみき屋>は紹介その1の2番目に出ています。

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。

その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/bookbooksendai-.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■野呂邦暢 『草のつるぎ・一滴の夏』★ 講談社文芸文庫
■森銑三 『新編 物いう小箱』★ 講談社文芸文庫
■大原富枝 『アブラハムの幕舎』★ 講談社文芸文庫
■杉本秀太郎 『伊東静雄』 講談社文芸文庫
■西脇順三郎  『ボードレールと私』★ 講談社文芸文庫
■和田芳恵 『新装版 一葉の日記』★ 講談社文芸文庫
■堀辰雄 『雉子日記』★ 講談社文芸文庫
■丸山圭三郎 『ソシュールを読む』 講談社学術文庫
■小山清 『落穂拾ひ・聖アンデルセン』★ 新潮文庫
■デリダ  『パピエ・マシン 上・下』 [2冊] ★ ちくま学芸文庫
■デリダ 『死を与える』★ ちくま学芸文庫
■バシュラール 『夢みる権利』★ ちくま学芸文庫
■ルカーチ 『小説の理論』★ ちくま学芸文庫
■中井久夫 『私の「本」の世界』 ちくま学芸文庫
■笠原和夫 『破滅の美学』★ ちくま文庫
■原口統三 『定本 二十歳のエチュード』★ ちくま文庫
■色川武大 『唄えば天国ジャズソング』★ ちくま文庫
■ホッケ 『迷宮としての世界 上・下』〔2冊〕 岩波文庫
■ドゥルーズ 『差異と反復 上・下』〔2冊〕河出文庫
■コジンスキー 『異端の鳥』★ 角川文庫
■古井由吉 『円陣を組む女たち』★ 中公文庫
■室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』★ 中公文庫
■篠山紀信・中平卓馬 『決闘写真論』★ 朝日文庫
■奥浩平 『青春の墓標』★ 文春文庫
■深沢七郎 『盆栽老人とその周辺』★ 文春文庫
■木山捷平 『茶の木・去年今年』★ 旺文社文庫
■久生十蘭 『魔都』★ 朝日文芸文庫
■シムノン 『雪は汚れていた』★ ハヤカワ文庫

ほか

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仙台特別編
【とみきち屋 超お薦めクラシックCD】

一度聴いたら決して忘れられないほど魅力的で、美しい音楽を用意しました。
クラシック音楽に興味のない方でも、こういう音楽なら気に入ってもらえるのではないかと思います。
音は良くないですが、携帯用のCDウォークマンを持っていきますので、試聴できます。

■ビクトリア「エレミア哀歌」 ホーバン指揮 スクオラ・ディ・キエザ合唱団 廃盤・稀少

こんなにも美しく静謐な曲がこの世に存在したのかと、初めて聴いたときに思いました。

■フォーレ「レクイエムほか」 コルボ指揮 ローザンヌ声楽・器楽Ens.<2005年録音盤>

実演でも聴いたことのある大好きなコルボ指揮の録音は4種類持っていますが、これが一番気に入っています。そして、これまで30以上同曲の演奏を聴いてきましたが、今のところマイベスト1。

■R.シュトラウス「4つの最後の歌」 ヤノヴィッツ(s) カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニーo

この音楽を奏でるカラヤンは文句なく素晴らしい。ヤノヴィッツの歌声には陶酔。

■ヴィヴァルディ「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲集」 イ・ムジチ合奏団 品切れ盤

ヴィヴァルディは「四季」だけ聴いてもその良さはわからないと思います。「ラ・チェトラ」と並ぶヴィヴァルディの名品。

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2015年「Sendai Book Market一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

6月6日(土)に開催されるSendai Book Market一箱古本市 一箱古本市」<とみきち屋>も東京から参加いたします。東京以外での一箱は初経験のため、どんな本を出せばよいのか、値段はどうすればいいのか迷いましたが、不忍・一箱古本市、鬼子母神通り・みちくさ市でのスタイルそのままでいくことにします。

一箱に出るようになってから6年半。この間、自分が好きで何度も何度も出品してきた本や、お客様に喜んでいただいた本が結構入っています。東京でお馴染みの方々からすれば、「まだ出すのか」「あの時のね」などど思われかねませんが(笑)、仙台では初ですから惜しげもなく、いや、恥じらいもなく出品します。

Sendai Book Market一箱古本市」の詳細はこちら→ http://bookbooksendai.com/
参加全60組の紹介もされています。(6月3日現在40組の紹介)

仙台の多くの方々が楽しみにしていらっしゃると思う出張<わめぞ>。その<わめぞ>の古書現世・向井さんから、仙台の人たちの本への思いは熱く、東京では決して味わえないものがあると聞いています。

レインボーブックスさん、股旅同盟(散歩堂・駄々猫舎)さんなど知り合いの方々も参加されているので不安は全くありません。現体制での一箱古本市が最後となるのは残念ですが、どんな方の手にどの本がわたっていくのか楽しみでなりません。

きたない段ボールに、ひしゃげたせんべい缶などを使った店構えゆえ、美観ゼロですが、できる限り喜んでいただけそうな本を並べますので、是非お立ち寄りください。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】

別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。 
※書名直後の★は絶版または品切れ

<五味康祐 音楽本セット>

■『五味康祐 音楽巡礼』(新潮文庫)★
■『五味康祐 オーディオ遍歴』(新潮文庫)★

<とみきち屋>番頭・風太郎のバイブル。「楽譜が読めない?それが何だ」と思わせてくれるほどに、音楽への愛に満ちた書。巷間絶大な評判を得ている演奏家であってもバッサリ斬り捨てるなど、過激なところもありますが、納得、共感できるところが多々あります。

<シモーヌ・ヴェイユ セット>

■『重力と恩寵』(ちくま学芸文庫)
■『工場日記』(ちくま学芸文庫)

時に、なぜこれほどまでに自分を追い込まねばならないのかと、読んでいて息苦しくなるほどですが、やはり畏敬の念を抱いてしまいます。この2冊も学生の頃から何度も読み、いつも手のとどくところに置いてあります。

<渡辺慧 セット>

■『生命と自由』(岩波新書)
■『認識とパタン』(岩波新書) 

正直に言うと、おそらく半分くらいしか私には理解できていないと思うのですが、35年以上も前にこのような理論を打ち立てていたことには驚きの一言です。4年前、ちくま学芸文庫で『知るということ 認識学序説』が出版されたことから推測するに、それなりの数の読者はいるのでしょうが、知らない方のほうが圧倒的に多いと思います。実際に気になる箇所を読んでみて、面白そうだと思っていただけたら、ご購入ください。(入手困難なため安価ではありませんが)

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【単行本ほか】 書名直後に★があるのは絶版または品切れ

■野呂邦暢 『夕暮の緑の光――野呂邦暢随筆選』 みすず書房
■林尹夫 『わがいのち明に燃ゆ』★ 筑摩叢書
■佐伯一麦 『とりどりの円を描く』 日本経済新聞出版社
■山田稔 『コーマルタン界隈』 編集工房ノア
■関口良雄 『昔日の客』 夏葉社
■梅津時比古 『日差しのなかのバッハ』★ 靑弓社
■バタイユ 『ニーチェの誘惑』★ 書肆山田
■橋口幸子 『珈琲とエクレアと詩人』  港の人
■野村秋介 『獄中十八年』★ 二十一世紀書院
■國分功一郎 『ドゥルーズの哲学原理』 岩波書店
■アドルノ 『不協和音』 平凡社ライブラリー
■伊達得夫 『詩人たち ユリイカ抄』 平凡社ライブラリー
■山田宏 『増補 友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』★ 平凡社ライブラリー
ほか

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」 御礼

5月3日(日)に開催されました「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」には多くの方々にご来場、ご購入いただきありがとうございました。また、この不忍の一箱を無償で支えている実行委員、助っ人の皆様、軒先を貸してくださった大家さんにも心より御礼申し上げます。

一昨年は大雨にもかかわらず、一箱を応援してくださる人たちが駆けつけ、例年の2、3倍も購入くださり、感激したことは今でも忘れられません。場所は今回と同じ特別養護老人ホーム谷中でした。その時のお一人で、毎年楽しみにしてご来店いただいていたHさんはすでに他界されています。(一日で20冊以上買っていただいたこともありました) 

一箱で親しくなった高校の先輩・黒岩比佐子さんも、もういません。そのことは寂しい限りです。

一方、一箱を通じて知り合った方がたくさんいます。多くのお客様と本を介して楽しくお話しできましたし、笑顔に接することもできました。ほんとうにいろいろなことがこの6年半の間にはありました。
参加する度、今年も出られてよかったと喜びを噛みしめるとともに、不忍の一箱の凄さを感じて来ました。10回目の参加となった今回、その思いを新たにしています。

あの暑い中、ひっきりなしに訪れるお客様の数、本にたいする思いに圧倒されました。
おかげで<とみきち屋>も、過去最高の売り上げ冊数、金額を達成することができました。
より多くの方々に喜んでいただきたいという思いで続けて来ましたが、正直驚いています。

・二日間開催が一日開催となり、毎年両日とも来られる方の予算が分散せず集中した。
・開催時間が一時間延び(午後5時まで)6時間になったので、当然来場するお客様は増える。
・同時に、時間に余裕を持って回れるので、2周される方も増えた。実際当店にも2度来られた方が何人もいました。中には3度の方も。
・午後に家を出てからでも、それほど慌てずに見て回れる。

そして、これは古本市では成功の大きな要因ですが、雨の心配が全く無かった。

また、<とみきち屋>の場合例年ですと翌年まで想定して出品本を選んでいますが、今回は5月17日(日)開催予定の「鬼子母神通り みちくさ市」と6月に参加予定の某一箱古本市用によけた本以外は惜しみなく出したことも、売り上げが一気に伸びた一因にはなったように思います。
(6月の出店が終わると、家の中の本も一気に寂しくなることでしょう)

それにしても、谷根千で開催される元祖一箱古本市、不忍ブックストリートの懐の深さをまじまじと実感しました。みちくさ市にもいえることですが、年々女性や若いお客さんが増えているのは、ほんとうに嬉しいことです。

昨年は結局書けずに終わってしまいましたが、今年は次回からエピソード集をUPしていこうと思っています。
その中で、去年も買っていただいた若い女性の方にも触れるつもりです。私どもに強烈な印象を刻んでいかれた方なので。

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日5月3日(日)、「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」開催です。暑いくらいの好天に恵まれそうです。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

一箱古本市の発案者、南陀楼綾繁さん(https://twitter.com/kawasusu)の新著『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)の発刊に伴い掲載された東京新聞の記事(2015.4.29付)をWeb版で見ることができます。一箱古本市が紹介されていますのでご覧ください。
こちら→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150429/CK2015042902000138.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

また、上野経済新聞でも一箱古本市のことが取りあげられています。
こちら→ http://ueno.keizai.biz/headline/1666/

私ども<とみきち屋>特別養護老人ホーム谷中に出店いたします。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。
その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-6449.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■W・E・バトラー 「魔法入門」★ 角川文庫
この分野に興味のある方には必読本のひとつですが、お求めになられるような奇特な方がいらっしゃるとは思えず…。 見せ本のようなものです(笑)

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■ウォルポール「オトラント城奇譚」★ 講談社文庫
■マッカラーズ「夏の黄昏」★ 福武文庫
■ベンヤミン「パサージュ論」 [全5巻セット] 4のみ★ 岩波現代文庫
■ブランショ「来るべき書物」  ちくま学芸文庫
■アドルノ「プリズメン」★ ちくま学芸文庫
■フーコー「フーコー・コレクション4・5」 ちくま学芸文庫
■サルトル「存在と無」 [全3巻セット]  ちくま学芸文庫
■ファイヤーアーベント「知についての三つの会話」★ ちくま学芸文庫
■小西甚一 校注 「一言芳談」★ ちくま学芸文庫
■中井久夫「私の「本」の世界」 ちくま学芸文庫
■塚本邦雄「源氏五十四帖題詠」★ ちくま学芸文庫
■式場隆三郎ほか「二笑亭奇譚」★ちくま文庫
■井野朋也「新宿駅最後の小さなお店ベルク」 ちくま文庫
■アンナ・カヴァン「氷」 ちくま文庫

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■フーコー「知の考古学」 河出文庫
■ドゥルーズ「批評と臨床」 河出文庫
■村山槐多「槐多の歌へる」★ 講談社文芸文庫
■森銑三「新編 物いう小箱」★ 講談社文芸文庫
■小島信夫「美濃」 講談社文芸文庫
■谷川雁「原点が存在する」  講談社文芸文庫
■西脇順三郎「ボードレールと私」★ 講談社文芸文庫
■ホフマンスタール「チャンドス卿の手紙 アンドレアス」★ 講談社文芸文庫
■木田元「マッハとニーチェ」 講談社学術文庫
■脇本平也「宗教学入門」★ 講談社学術文庫

■サルトル「聖ジュネ 上・下」★ 新潮文庫
■パステルナーク「 ドクトル・ジバゴ 上・下」★ 新潮文庫 
■大谷羊次郎「真夜中の殺意」★ 新潮文庫
■後藤明生「夢かたり」「行き帰り」「嘘のような日常」★三部作(バラ売り) 中公文庫
■山田宏一「シネ・ブラボー 1~3」 [全3巻セット] ★ ケイブンシャ文庫
■風見潤「古都に棲む鬼」★ ソノラマ文庫
■島崎今日子「安井かずみがいた時代」 集英社文庫
■足立巻一「やちまた 上・下」 朝日文庫
■萩本晴彦ほか「お前はただの現在にすぎない」★ 朝日文庫

■木山捷平「茶の木・去年今年」★ 旺文社文庫
■ナボコフ「カメラ・オブスクーラ」 文社古典新訳文庫
■宮沢章夫「東京大学「80年代地下文化論」講義」★(文庫版) 白夜書房
■リーゼンフーバー「西洋古代・中世哲学史」 平凡社ライブラリー
■フェルナンド・ペソア「[新編] 不穏の書、断片 」 平凡社ライブラリー
■渡辺慧「生命と自由」★ 岩波新書

ほか多数

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

5月3日(日)「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」、私ども<とみきち屋>特別養護老人ホーム谷中に出店いたします。
<石巻 まちの本棚>さん、<血のり文庫>さん、<本合わせ-book matching game->さん、<書肆 から羽>さん、<えほんやハコのなか>さん、<シネマブックの秘かな愉しみ>さんとご一緒させていただきます。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

2008年「秋も一箱古本市」に初参加以来、通算10回目の参加になります。(春は6年連続)
不忍の一箱古本市は昨年記念すべき10周年を迎え、今年は装いを変え、一日開催となりました。当店も新しい試みをしてみようかと考えてはいたものの、一日開催、しかも従来より1時間延び17:00まで販売できるという誘惑に駆られ、今まで通りの出店スタイルでいくことに決めました。

そのため、4年続けてきた助っ人を今年は辞退。更に、仕事ほか諸事情あって全くお手伝いできず、心苦しく思っています。
実行委員、助っ人の方々には只々感謝あるのみです。皆様のおかげで今年も店主として参加できます。ありがとうございます。

できる限り良い本を多くの方々にお届けし、来てよかったと思っていただくことくらいしかできませんが、少しでも盛り上げていきたいと思っています。

当日は谷根千に64の個性豊かな箱が14スポットに並びます。きっと素敵な本や人との出会いが待っていることと思います。散歩も満喫できるエリアとなっておりますので、是非おでかけください。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】
別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。

<ジュリー(沢田研二)セット>

■沢田研二・玉村豊男『わが名は、ジュリー』(中公文庫) 絶版・稀少
■CD 『ROYAL STRAIGHT FLUSH』(ユニバーサルミュージック)

いまさらジュリーか?と笑われそうですが…。いや、若い方はご存知ないかもしれませんね。
今でも現役なんですよ。佐野洋子が著書『死ぬ気まんまん』(光文社)の中で沢田研二について書いていたのはとても印象に残っています。

「今、ジュリーのような退廃的なムードを持っている人はいないし、あんなに歌がうまい人もいない。私はしみじみ、ジュリーが江戸時代の人でなくて、ナマを見れた時代に生き合わせてよかったなぁと思った。」
「それから今のジュリーも好きである。なりふりかまわず食いまくっているようにデブになった。デブになっても平然としているところが、人間が大きい。」
思わず笑いが漏れ、ひどく納得してしまったものです。佐野さんらしいなあと。

セットのCDはヒット曲集で、その中の『危険な二人』『追憶』は安井かずみ作詞。

<マラマッドセット>

■『アシスタント』(新潮文庫)
■『マラマッド短篇集』(新潮文庫)

2010年に夏葉社が『レンブラントの帽子』を刊行したあたりから、マラマッドの作品にもまた光が当たってきたように思えます。2013年にはなんと岩波文庫で『魔法の樽他十二篇』が出ました。
『ある作家の生ーバーナード・マラマッド伝』(英宝社)も5月には刊行予定。

<内堀弘セット>

■『古本の時間』(晶文社)
■『ボン書店の幻』(ちくま文庫)

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【単行本ほか】 書名直後に※があるのは絶版または品切れ

■谷沢永一 「紙つぶて―自作自注最終版」※ 文藝春秋
■天野忠 「天野忠詩集」※ 土曜美術社
■野呂邦暢・長谷川修 「野呂邦暢・長谷川修 往復書簡集」※ 葦書房
■草森紳一 「写真のど真ん中」※ 河出書房新社
■若松英輔 「君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた」 河出書房新社
■梅津時比古 「日差しのなかのバッハ」※ 靑弓社
■長田弘 「感受性の領分」※ 岩波書店
■バタイユ 「ニーチェの誘惑」※ 書肆山田
■ナボコフ 「四重奏/目」※ 白水社
■「ユリイカ総特集 多和田葉子」※ 青土社

ほか

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文庫本等は次回ご紹介します。

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「第16回 不忍ブックストリート 一箱古本市」 御礼

5月3日(土・祝)に開催されました「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」(2日目)にご来場いただいた皆様、本を購入いただいた皆様、そして、この不忍の一箱を無償で支えている実行委員の方々、助っ人の方々にも心より御礼申し上げます。

当日はうだるような暑さで、店主さん含め、みなさんさぞかしたいへんだったと思います。
私ども<とみきち屋>は戸野廣浩司記念劇場でしたので、冷房もあり、一日快適に過ごさせていただきました。道行く人を眺めたり、街の空気をじかに感じられる外もいいなと思うこともありましたが、あの暑さの中、ロートルコンビ<とみきち屋>は間違いなくヘロヘロになっていたと思いますので助かりました。

出店者は4箱と会場の大きさに比べ少数ではありましたが、雨に襲われた際、近くの3スポットの店主さんたち(11箱)の避難場所になるのを想定してのことなので、違和感はありませんでした。

ご一緒させていただいた<忘日舎>さん、<本合わせ-book matching game>さん、<こなつ堂>さん、楽しかったです。

<忘日舎>さんの箱は店主さんのこだわりがびしびし感じられ、いいなあと思いました。私が感銘を受けた本、印象に残っている本、薦めたいと思う本が何冊も並べられていて嬉しかったです。

<本合わせ-book matching game>さんは若い方々の集まりで眩しかったです。箱のコンセプトが斬新であるばかりか、ほんとうに本が、本を読むことが好きで、人に伝えたいという気持ちが伝わって来ました。なんと全冊完売!
リーダーと思われる若い女性の方には酒井潔『悪魔学大全』(学研M文庫)を購入いただき、正直驚きました。またお仲間の方々にも購入いただき感謝です。

<こなつ堂>さん、ナンダロウ賞受賞おめでとうございます!もっと箱の隅々まで注意深く拝見すればよかったと激しく後悔しています。古本通を唸らせるお宝があったんですね。
私と同じく、梅津時比古の本が好きというご主人に、最後まで残ってしまった『フェルメールの楽器』(毎日新聞社)を引きとっていただき胸が熱くなりました。こういう出会いがあるから、一箱はやみつきになってしまうのです。

店主をしていると他のスポットの箱がほとんど見れません。それだけに、当日の様子を教えていただけるのはほんとうにありがたいことです。

プレゼンターもされていた古本屋ツアー・イン・ジャパンさんが早速ブログに書いてくれています。
こちら→ http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/396177649.html

あの暑さにも拘わらず、今回もまた、きっちり箱を見ながら全箱2度訪れるという超人ぶり。凄すぎます。当日はおつかれさまでした。
非売品ではありますが、当日<とみきち屋>自信の一品、LEDライトをお褒めいただき光栄です。

モンガ堂さんもリクエストしていましたが、ナンダロウさんの一箱まとめ(感想)は復活しないのだろうか……。楽しみにしている方は多いと思うのだけれど。

私の拙い感想というより当日のご報告は、いつものごとく、ぼちぼち書いていきます。いつ書き始め、書き終えられのかは、本人にもわかりませんが(笑)

<とみきち屋>の次回出店は、5月18日(日)開催、第25回「鬼子母神通り みちくさ市」になります。詳細はこちら→ http://kmstreet.exblog.jp/

一箱に参加された店主さんも多く出店されます。また、一箱には今回出れなかった、或いは「みちくさ市」にのみ出店されるすごい店主さんも出ますし、一箱とは違った趣を楽しめますので、ぜひお越しください。

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2014年「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の紹介(3)

5月3日(土・祝)に開催される「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」2日目も、いよいよ明後日に迫って来ました。当日は好天に恵まれそうでほっとしています。

<とみきち屋>戸野廣浩司記念劇場に出店いたします。

戸野廣浩司記念劇場さんは、よみせ通り沿い(道灌山通りにぶつかる手前)にありますが、階段を降りて地下に入ることになりますので、黄色い小さなのぼりを目印にしてください。お隣の「ビアパブイシイ」さんも同じく出店スポットになっています。また近くのスポットとしては、「リカーズのだや」さん(向い)、「コシヅカハム」さん(いずれもよみせ通り沿い)、本部も兼ねている「古書ほうろう」さん(不忍通り沿い)があります。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3529
MAP→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3623

スペースが限られているために、用意した本を同時に全部並べることはできません。随時追加補充、入れ替えを行うため、最初の2時間と最後の1時間では箱の様相がガラッと変わることがあります。お時間と体力に余裕があるようでしたら、ご再訪ください。思わぬ掘り出し物があるかもしれません。

それでは、出品本の一部紹介(最終回)です。

【 文庫本 】 書名直後の★は絶版または品切れ

いつもなら翌年の一箱も見据えストックしておくのですが、これまで以上に力を入れました。下記に挙げた以外に、やわらかいもの、新しいもの、話題のものも含め多数揃えますのでぜひご覧ください。

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■A.ケストラー『機械の中の幽霊』(ちくま学芸文庫)★
■フェーヴル/マルタン『書物の出現 上・下』(ちくま学芸文庫)★
■フーコー『フーコー・コレクション1~3』(ちくま学芸文庫)※バラ売りです
■槇文彦『記憶の形象 上・下』(ちくま学芸文庫)★
■『田中小実昌エッセイコレクション』[全6巻セット] (ちくま文庫)★
■日下三蔵編『日影丈吉集』(ちくま文庫)★
■東雅夫編『幻視の系譜』(ちくま文庫)
■井上究一郎『ガリマールの家』(ちくま文庫)★
■色川武大『唄えば天国ジャズソング』(ちくま文庫)★
■マッカラーズ『心は孤独な狩人』(新潮文庫)★

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■小山清『日々の麺麭・風貌』(講談社文芸文庫★)
■高見順『草のいのちを』(講談社文芸文庫)★
■中村光夫編『私小説名作選 上・下』((講談社文芸文庫)
■山城むつみ『文学のプログラム』(講談社文芸文庫)
■福原麟太郎『チャールズ・ラム伝』(講談社文芸文庫)★
■ラディゲ『ドルジェ伯の舞踏会』[堀口大學訳](講談社文芸文庫)★
■中村健之助『ドストエフスキー人物事典』(講談社学術文庫)
■古井由吉『円陣を組む女たち』(中公文庫)★
■井筒俊彦『ロシア的人間』(中公文庫)★

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■ヴィノグラードフ/クジミン『論理学入門』(青木文庫)文庫版は★
■ナボコフ『ロシア文学講義 上・下』(河出文庫)
■ドゥルーズ『差異と反復 上・下』(河出文庫)
■コルタサル『石蹴り遊び 上・下』(集英社文庫)★
■柄谷行人『トランスクリティーク』(岩波現代文庫)
■色川武大『小説 阿佐田哲也』(角川文庫)★
■深沢七郎『流浪の手記』(徳間文庫)★
■ゴンチャロフ『オブローモフ』[全3巻](岩波文庫)★ 

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ほか多数

多くの、素敵な本や人との出会いがみなさまに訪れることを願いつつ、
ご来場を心よりお待ちしております。

<とみきち屋> 店主 とみきち  番頭 風太郎

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2014年「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の紹介(2)

古本市の楽しさは、準備段階にもあるのです。よく来ていただいているお客様を思い浮かべ、これまで購入いただいた本を思い出し、好みを考えながら選書する。とにかく自分が好きな本、或いは一人でも多くの方に読んでもらいたいと思う本を取りだし、どんな方の手に渡るのだろうかと想像する時間が楽しくてならないのです。
マイナーな著者の本がどんぴしゃりでお客様のツボにはまった時には、「他にはないのですか?」と訊かれることが多いので、もう1冊もっていこう、でも、その分どれを外そうかと思案したり。値付けは迷いに迷い、前日深夜遅くに変えることもしばしば。
そういったすべてのことを楽しんでいます。スリップの作成と挟み込みはしんどいですが(笑)

それでは、前回に続き出品本の一部紹介です。

5月3日(土・祝) 「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」<とみきち屋>は戸野廣浩司記念劇場に出店いたします。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3529
MAP→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3623

【単行本ほか】 書名直後の★は絶版または品切れ

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■『フィッツジェラルド/ヘミングウェイ往復書簡集 [日本語版]』(文藝春秋)★
■岡崎武志編『夕暮の緑の光―野呂邦暢随筆選』(みすず書房)
野呂邦暢への編者の愛情が満ちている美しい書。交遊社による『野呂邦暢小説集成』も全8巻中すでに3巻が刊行されていますね。

■荒川洋治『文学のことば』(岩波書店)
■鶴見俊輔『夢野久作と埴谷雄高』(深夜叢書社)★
■岡真理『アラブ、祈りとしての文学』(みすず書房)
アラブ文学を通じてパレスチナ問題を深く抉る書。荒川洋治お薦めの『ハイファに戻って』の作者カナファーニーについても触れています。著者の真摯な姿勢には好感が持てます。

■フーコー『哲学の舞台』(朝日出版社)
■シオラン『告白と呪詛』(紀伊國屋書店)

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■森山大道『森山大道、写真を語る』(靑弓社)
■竹中労『仮面を剥ぐ』(幸洋出版)★
■木村敏『臨床哲学講義』(創元社)
■梅津時比古『フェルメールの楽器』(毎日新聞社)
私の好きなクラシック音楽評論は五味康祐と吉田秀和のもの。前者には精神性を重んじるところに、後者には透徹でありながら温もりのある知性が感じられるところにひかれるのだと思います。そしてもう一人が梅津時比古。その抒情的なエッセイ風の文が何ともいえない魅力にあふれ。
コンサート評なども、その演奏を聴いていないのに、光景が眼前に広がり、音が聴こえてくるかのようです。

■富士川義之『ナボコフ万華鏡』(芳賀書店)★
■山田稔『特別な一日』(平凡社ライブラリー)★
■フェルナンド・ペソア『[新編] 不穏の書、断片』(平凡社ライブラリー)
■アドルノ『不協和音』(平凡社ライブラリー)
■木村榮一『ラテンアメリカ十大小説』(岩波新書)
ボルヘス、カルペンティエル、コルタサル、マルケス、フェンテス、バルガス=リョサなど10人の代表作を中心に、ラテンアメリカ文学の魅力を語ったコンパクトで、格好の入門書。

■『ハンナ・アーレント』(中公新書)
■フラン・オブライエン『第三の警官』(白水Uブックス)
この作品がお手頃(といっても本体価格1600円ですが)な値段で手に入る日が来るなど思ってもいませんでした。筑摩書房の元本は日本の古本屋では1万円を軽く超える時期が続いていましたから。(安くても7000円前後だったような) 脳に強烈なヴァイブレーションを与えてくれる奇書。

■『古本の雑誌』(本の雑誌社) ほか

次回は文庫本の紹介です。

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