2022年「第22回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(1)
4月30日(土)開催の「第22回不忍ブックストリート 一箱古本市」(11:00~16:00)、
<とみきち屋>は「HOTEL GRAPHY 根津」https://t.co/mcAX3neTQf さんに出店いたします。
しば犬堂+藤棚さん、ビーナイスの本屋さん、 kafka(かか) さん、 ポップアップライブラリー さん、モロモロさんとご一緒させていただきます。 全6箱
もうひとつのスポットは忠綱寺 https://chukoji.jp さんです。全19箱
【店主さん一覧 】こちら➡ http://shinobazu-bookstreet.com/?page_id=5625
3年ぶりに開催される不忍の一箱古本市。再開を心待ちにしていた方は大勢いらっしゃると思います。コロナ禍の制限はありますが、本を通じてみなさまと楽しい一日を過ごしたいと思っています。
多くの人と出会い、多くの本を届けてきました。気がつけば、本を手にされ喜ばれている方々の笑顔を見られるのが、自分の喜びになっていました。頼まれもしないのにお薦めの本を、時間をかけて集めるのはそのためでもあります。
素敵な本や人との出会いがみなさまに訪れることを祈りつつ、多くの方々のご来場をお待ちしております。ぜひおでかけください。
箱の中の本は入れ替え、補充を行います。午前と午後では箱の中身が変わることも多いので、よろしければお食事、散策の後もう一度お越しください。思わぬ本が見つかるかもしれません。
それでは、出品本の一部を紹介いたします。
【単行本ほか】 書名直後に★があるのは絶版または品切れ
■シオラン『崩壊概論』★国文社
ペシミズムの極致。シオランの毒は強烈なので、読むには覚悟が必要です。
昨今続々と復刊されているのは時代の趨勢でしょうか。しかし、この本が復刊される見込みはかなり低いはずです。
■上林暁『故郷の本箱―上林曉傑作随筆集』★夏葉社
■小山清『風の便り』夏葉社
いずれも滋味あふれる書。夏葉社さんは本当に素晴らしい仕事をされていますね。これまでは主にファンの間で強い関心の持たれていた作家の秀作が、広く知られるようになりました。嬉しいことです。
■鶴見俊輔『悼詞』★ 編集工房ノア
■山田稔『山田稔自選集Ⅱ』編集工房ノア
編集工房ノアさんも忘れてはいけませんね。これまでどれほどお世話になってきたことか。
鶴見俊輔、山田稔、天野忠、杉本秀太郎ほか良質な本が目白押し。
深く心に残る追悼文は数多くありますが、この鶴見俊輔『悼詞』と吉本隆明『追悼私記』は出色だと思います。
■本間健彦『60年代新宿アナザー・ストーリー』 社会評論社
1969年から72年の新宿における熱い文化の息吹がダイレクトに伝わってきます。
タウン誌『プレイマップ』が当時の若者たちを狂喜させたのもうなずけます。登場人物もすごい。
植草甚一、寺山修司、草森紳一、唐十郎、野坂昭如、斎藤龍鳳、田中小実昌、田辺茂一、中上健次、芥正彦、殿山泰司、鈴木史郎康、吉増剛造、高田渡、虫明亜呂無、田村隆一、長田弘、大瀧詠一、篠山紀信、別役実、白石かずこ、ほか多数。名前を見るだけでワクワクしませんか?
いわゆる古本好きの方々の間ではよく知られている以下の本も出品。
■中山信如『古本屋的! 東京古本屋大全』 本の雑誌社
■小田光雄『古本屋散策』 論創社
■荻原魚雷『古書古書話』 本の雑誌社
■坪内祐三『シブい本』 ★ 文藝春秋
ほかには
■石田英敬・東浩紀『新記号論 脳とメディアが出会うとき』 ゲンロン叢書
■仲正昌樹『現代ドイツ思想講義』 作品社
■村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』 文藝春秋
■若島正『乱視読者の新冒険』★ 研究社
などです。
次回は文庫本の紹介になります。
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