第33回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介
5月3日に開催されました不忍・一箱古本市には多くの方にお越しいただき、購入いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。また実行委員、助っ人さんなど、支えてくださったみなさま、ありがとうございました。
開催時間が昨年より一時間短くなり、昨年ほどのお客様の数はなかったものの、結果は前年の7割(結果 160冊超、平均単価約460円)と、おかげさまで午前中の予想をはるかに上回る売り上げとなりました。
お馴染みの長谷川さん、山本さん、仁平さん、Mさん、久しぶりの(E)さんには2度お越しいただき<とみきち屋セット>含め2回とも購入いただき嬉しい限りです。
他にはIさん、ますく堂さん。散歩堂さん、恭太さん。遊びに来られた北方人さん、プレゼンターを務められた古ツァさんこと小山さん。久しぶりにお会いできた岡崎武志さんなどにもお買い上げいただきました。
そして驚いたのが、(後で知ったのですが)<文庫善哉>さんのお父様。
この辺りのことは日を置いてになりますが、書き留めておきたいと思っています。
(この一年余り古本市後のエピソードをほとんど書けていませんので…)
妻の父の容体がかなり悪く、参加も危ぶまれていたのですが、5月7日まで私たちに時間を与えてくれてから、義父は逝きました。
妻にはやらねばならぬ事がまだ多々ありますが、今回のみちくさ市も何とか二人で参加することとなりました。
<とみきち屋>は明日5月22日(日)開催予定の、第33回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。
みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/
出店者一覧→ http://kmstreet.exblog.jp/18468637/#18468637_1
では、出品本の一部紹介です。写真は本日(土曜)夜にUP予定。
【ミニ特集 文壇・文士(人)の世界】 書名後の★は絶版または品切れ
■今東光『毒舌文壇史』★ 徳間書店
■高見順『文壇日記』★ 岩波書店
■大村彦次郎『文壇栄華物語』★ ちくま文庫
■浅見淵『』昭和文壇側面史』★ 講談社文芸文庫
■林忠彦『文士の時代』 中公文庫
■池島信平・嶋岡鵬二『文壇よもやま話 上・下』★ 中公文庫
■安岡章太郎『文士の友情』 新潮文庫
■巌谷大四『懐かしき文士たち 大正・昭和・戦後篇 』全3冊 ★ 文春文庫
【単行本ほか】 書名後の★は絶版または品切れ
■パトリス・ボロン『異端者シオラン』 法政大学出版局
■H. ミラー・L.ダレル『ミラー ダレル 往復書簡集』★ 筑摩書房
■戸部田誠『1989年のテレビっ子』 双葉社
■荻原魚雷『閑な読書人』晶文社
■津野海太郎『百歳までの読書術』本の雑誌社
■林哲夫『古本屋を怒らせる方法』白水社
■小林康夫・大澤真幸『知の技法入門』河出書房新社
■佐藤泰正・山城むつみ『文学は<人間学>だ』笠間書院
■若松孝二『若松孝二全発言』 河出書房新社
■『半歩遅れの読書術Ⅰ・Ⅱ』(2冊)Ⅱのみ★ 日本経済新聞社
■細見和之『アドルノ 』★ 講談社
■イーグルトン『イデオロギーとは何か』平凡社ライブラリー
ほか
【文庫本】 書名後の★は絶版または品切れ
■小沼丹『珈琲挽き』講談社文芸文庫
■庄野潤三『鳥の水浴び』講談社文芸文庫
■高井有一『半日の放浪』★ 講談社文芸文庫
■蓮實重彦『「私小説」を読む』講談社文芸文庫
■佐々木邦『凡人伝』 講談社文芸文庫
■杉本秀太郎『伊東静雄』★ 講談社文芸文庫
■安岡章太郎『犬をえらばば』講談社文芸文庫
■松下竜一『豆腐屋の四季』講談社文芸文庫
■シュレーバー『ある神経病者の回想録』講談社学術文庫
■合田正人『レヴィナス』★ ちくま学芸文庫
■メルロ=ポンティ『知覚の哲学 ★ちくま学芸文庫
■蜷川幸雄『千の目、千のナイフ』ちくま文庫
■荻原魚雷編『吉行淳之介エッセイコレクション3 作家』★ ちくま文庫
■ダンセイニ『影の谷物語』★ ちくま文庫
■南條竹則編訳『イギリイス恐怖小説傑作選』★ ちくま文庫
■鼓直編『ラテン・アメリカ怪談集』★ 河出文庫
■安西水丸『安西水丸の二本立て映画館 前・後篇』★ 朝日文庫
■ガルシア・ロルカ『ニューヨークの詩人』★ 福武文庫
■淀川長治ほか『映画千夜一夜 上・下』★ 中公文庫
ほか多数
いつも通り300円以下の本も多数用意しております。
みなさまのご来場をお待ちしております。
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