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2015年5月

第29回「鬼子母神通り みちくさ市」 ご報告

5月17日に開催された「鬼子母神通り みちくさ市」に、日差しが強く暑い中、足を運んでくださり、ご購入いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。また関係者の方々には、たいへんお世話になりました。

過去2回の<アウトロー・アウトサイダー>以外はほとんどこけてきた<とみきち屋>特集、今回も案の定撃沈(笑) 53冊用意して引き取られたのは12冊。残った本たちの行先を思案せねばなりませぬ。
とはいえ、トータルでは84冊が売れ、平均単価443円でしたから、当日の流れの中で2時ごろ私が予想していたよりは良かったです。みちくさ市ではふらふら歩き回っては他の店主さんと話したり、本を買ったりで、店はほとんど店主・とみきちに任せていますから、私の知らないところでとみきちが巧みに、かつ根気よくお客様に対応してくれている結果ともいえます。

最低記録を見事に更新されたらしい<嫌気箱>の塩山さんも言っているように、みちくさ市は他の店主さんたちとの交流が楽しく、売り上げとは別の魅力も。
ほかの場所で人も羨むような商いをされている塩山さんの「弱音を吐かずに次回も頑張ろう」宣言は、まさに感涙ものです(笑)

今回は<とみきち屋>が6月6日開催の「Book!Book!Sendai 2015」一箱古本市に参加することを、知り合いの方々に宣伝させていただきました。
実際に行かれた方や、仙台での仕事の際「火星の庭」には行ってみたという方もいました。また、行ったことはなくても、興味を持っている方は多かったです。<わめぞ>に届いたばかりのイベント案内用のチラシも店頭に置いておいたのですが、かなりの量がはけました。

「Book!Book!Sendai 2015」のチラシはPDFフェイルでもご覧いただけます。

こちら→ http://bookbooksendai.com/blog/wp-content/uploads/Diary_2015BBS0504.pdf

驚いたのは、当店の大切な客様のお一人、仁平さんがなんと「Book!Book!Sendai」行きを決めていらして、既に宿と列車を予約してあるということでした。何とも心強いです。

例年通り<わめぞ>も本を出品しますし、レインボーブックスさん、散歩堂・駄々猫さん、一箱にも来ていたかまねこさんも参加されると聞いていますので、今から楽しみです。
なお、当日店主・とみきちは仙台の別の場所で仕事のため、店は私一人。毒舌も、押し売りもありませんが(笑)、足を運ばれる予定の方、迷っていらっしゃる方、ぜひお越しください。

さて、みちくさ市ですが、5月3日の不忍一箱に続いて、Jindongさん、仁平さん、鈴木さん、Mさん、ますく堂さんなどが来られ、お買い上げもいただき、ありがたかったです。
仁平さんとは駐車場の片隅で一緒に昼ごはんも食べることができました。

不忍一箱には都合で行けなかったという、お馴染みの長谷川さんも来てくれてました。

高校の友人Aが差し入れを持ってふらっと来てくれたのは、嬉しかったなあ。まずは、今年年賀状は一枚も出せなかったので、当然Aにも出せなかったことを詫びる。
そのことではなく、「もっと早めに出店の告知はしてほしい」とお叱りを受けてしまった…(汗)
■デリダ『雄羊』(ちくま学芸文庫)を真っ先に手にとってくれたのには驚きとともに嬉しさが込み上げ。続いて■大川渉編『短篇礼賛』(ちくま文庫)、そして、■多和田葉子『三人関係』(講談社)。
この時、「これを俺が買ってしまっていいものかな…」とA。多和田さんは私たちの高校同期生なので、新刊で買うのでなく古書でいいのかという思いと、他に欲しい方がいるのではという遠慮もあったのだと思うが、なんともAらしい心遣いだと思えてならなかった。
また、仙台行の話をしたら、震災後間もなく彼は足を運んだのだが、列車や車を使うと、ほんとうに必要があって行く人たちの迷惑になりかねないと、夜行バスで行ったと聞き、これもAらしく、自分にはとうていまねできないことだと感心。
仕事の方はもうすぐ独立することになっていて、その準備で忙しいみたいだ。目が充血していたのが心配。体には気を付けてほしいな。

その彼がブログに<とみきち屋>のことを書いてくれました。
褒め過ぎで面映ゆいものがありますが、当店の特徴を巧く表現してくれているので一部ご紹介します。

 「みちくさ市」というとても有名になったらしい古本市に、高校時代の友人が奥さんと一緒にほぼ皆勤出店している。(奥さんは同じ高校の二年後輩)
 とみきち屋さんはその屋号で、そういえば由来を聞いていなかったけれど、奥さんのブログに同じ名前が冠されていて、店主は奥さんということだ。友人の方は風太郎という名前を持っているけれど、とみきち屋としたのは売上を考えてもまったく正しい選択だと思う。
 ほとんどの人は内容よりその気配で店を選ぶし、実際様子を見ているとめちゃくちゃ明るい奥さんとお客さんの会話からコミュニケーションが深まっていることがよくわかる。
 そこに、風太郎さんの僕からすれば超絶的な本の知識が被さる。それだけでもインパクトがあるし、加えて、とみきちさんも負けていないのだからこれからもっと人気店になるのは間違いない。
(中略)
 風太郎さんが薦めてくれた文庫本の一冊に感激した。こんな豪華な編集もあるのだなあ。(実際はプレゼントしてくれたのだけれど、僕も清涼飲料水の差し入れをしたので、ただ期待しないように:笑) 

※文庫本とは「私小説名作選」(集英社文庫)のことです。

何度もご来店いただいているちょっぴり強面だけれど整った顔立ちで、俳優のような雰囲気を持った男性のお客様。前回からお話しさせていただくようになりました。岡崎武志さんと同い年で、岡崎さんのこともよくご存知でした。いつも渋い本をまとめ買いしてくださるので、ありがたく思っています。今回は■山本七平『小林秀雄の流儀』(新潮文庫)■高橋和巳『日本の悪霊』(河出文庫)■古山高麗雄『反時代的、反教養的、反叙情的』(ベスト新書)ほか計5冊。

前回のみちくさ市、不忍の一箱に続きご来店いただいた若い男性Gさん。この方は毎回思想・哲学系を手に取られます。最初に■仲正昌樹『ヴァルター・ヴェンヤミン』(作品社)を購入いただいた際には、私は店を離れたのですが、2度目のご来店をいただき■多木浩二『写真論集成』(岩波現代文庫)を買っていただいた時には話もでき、お名前も伺えました。またのお越しをお待ちしています。

みちくさ市常連のおじいちゃま。この方も毎回買っていただいています。じっくり読んで買われる方なので滞在時間は当店で1、2位。お隣の<北方人>さんでは何と宮本顕治献呈署名入りの本を。しかも<北方人>さんがかなり調べても判明しなかった献呈相手を、「これは漫画を描く人だよ」と、さらっとおっしゃられる。北方人さんも私も、思わず「おお!!」。
当店では思想・哲学・文学関連を手にとられることが圧倒的に多いのですが、■黒田寛一『社会の弁証法』(こぶし書房)を購入いただく。この筋の有名な方なのだろうか…。
■リーゼンフーバー『西洋古代・中世哲学史』(平凡社ライブラリー)■ビュトール『心変わり』(岩波文庫)も併せて購入いただきました。

ユタカタ(姉妹)さんとゆっくりお話を。二人ともしっかりと自分の世界をもっていて素敵ですね。二人それぞれのユタカタ通信をいただき、お姉さんが出された自費出版歌集 『あの道の角を曲がって危険すぎる街へ行きたい』を購入。

■大澤真幸『近代日本思想の肖像』(講談社学術文庫)を買っていただいたMくんのブログ、面白いですねえ。とみきちも熱心に読んでいます。仙台へは<わめぞ>に同行するとのことなので、ゆっくり話ができるのを楽しみにしています。

お隣の<北方人>さんから、手放してしまい買い戻したかった■豊崎光一『ファミリー・ロマンス』(小沢書店)■諏訪優『田端日記』(思潮社)を入手。前者は安価、後者は最後にただでお譲りいただいてしまった。いつもお世話になるばかりか、いろいろと面白く、ためになる話をしていただき感謝しております。
今回は所用があって珍しく遅くいらした北方人さんのご友人、かわじもとたかさんも加わり、いつものように楽しい一日でした。

次回みちくさ市は9月20日(日)開催予定です。出品できる本が残っているか心配です(笑)

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第29回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介

先週末あたりかから体調を崩し始め、本格的な風邪になり、毎日の仕事をこなすのに精一杯。書くつもりでいた不忍一箱古本市のエピソードも書けないまま「みちくさ市」前日となってしまいました。スリップを一枚一枚手にとっては思い出し、店主・とみきちとも話をし、準備は整っていたのですが……。みちくさ市終了後、今月末までには書きたいと思っていますので、もうしばらくお待ちください。

ということで、<とみきち屋>は明日5月17日(日)開催予定の、第29回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。

<北方人>さん、<かねますや>さんと同じブースです。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

出店場所、参加者紹介はこちら→ http://kmstreet.exblog.jp/18468637/#18468637_1

では、出品本の一部紹介です。

【特集 名作・傑作選、アンソロジー集】  ※は絶版または品切れ

■「戦後小説短篇再発見」 1~18 講談社文芸文庫
   全18冊揃い バラ売りします! (11~18は品切れ)
■丸谷才一編「花柳小説傑作選」 講談社文芸文庫
■「沖縄現代文学作品選」 講談社文芸文庫
 
■「現代短編名作選」 2・3・5・9  ※ 講談社文庫
■「名作選」シリーズ (日本ペンクラブ編)集英社文庫
 私小説、実験小説、純愛小説、捕物小説、心中小説ほか

■高原英理編「リテラリーゴシック・イン・ジャパン」 ちくま文庫
■夢枕獏編著「鬼譚」 ちくま文庫
■紀田順一郎・東雅夫編「日本怪奇小説傑作集2」※  創元推理文庫
■「古書ミステリー倶楽部」  光文社文庫
■O.ワイルドほか「ゲイ短篇小説集」 平凡社ライブラリー
■澁澤龍彦訳「暗黒怪奇短篇集」 河出文庫
ほか全53冊

【単行本ほか】  ※は絶版または品切れ

■マルカム・ラウリー「火山の下」 ※ 白水社
■池澤夏樹「完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス」 河出書房新社
■金井美恵子「小説を読む、ことばを書く」 平凡社
■長田弘「深呼吸の必要」 晶文社
■若島正「乱視読者のSF講義」 国書刊行会
■古市憲寿・國分功一郎「社会の抜け道」 小学館
■村山槐多「村山槐多全集」 彌生書房
■伊藤伊那男「漂泊の俳人 井上井月」 角川学芸出版
■中平卓馬「見続ける涯に火が・・・ 批評集成1965-1977」 オシリス
■堀部篤史「街を変える小さな店」 京阪神エルマガジン社
■杉作J太郎「杉作J太郎が考えたこと」 青林工藝舎
■坪内祐三「後ろ向きで前に進む」 晶文社
■沼野充義「世界文学から / 世界文学へ」 作品社
■髙山宏・中沢新一「インヴェンション」 丸善出版
■「グレングールド大研究」※ 春秋社
ほか

【文庫本】  ※は絶版または品切れ

■富士川英郎「読書清遊」  講談社文芸文庫
■高橋たか子「どこか或る家 」※ 講談社文芸文庫
■吉屋信子「鬼火 底のぬけた柄杓」※ 講談社文芸文庫
■小沼丹「銀色の鈴」 講談社文芸文庫
■大澤真幸「近代日本思想の肖像」  講談社学術文庫
■ナボコフ「ナボコフの一ダース」※ ちくま文庫
■デリダ「雄羊」※ ちくま学芸文庫
■バシュラール「夢みる権利」※ ちくま学芸文庫
■ゲルヴェン「ハイデッガー『存在と時間』註解」 ちくま学芸文庫
■ボードリヤール「象徴交換と死」 ちくま学芸文庫
■中山元「思考の用語辞典」 ちくま学芸文庫
■種村季弘「魔術的リアリズム」ちくま学芸文庫
■池上英洋「残酷美術史」 ちくま学芸文庫
■ドゥルーズ・パルネ「ディアローグ」 河出文庫
■山口昌男「本の神話学」 岩波現代文庫
■多木浩二「写真論集成」※ 岩波現代文庫
■尾崎一雄「閑な老人」※ 中公文庫
■深沢七郎「盆栽老人とその周辺」※ 文春文庫
■クックリッジ「ゲーレン ー世紀の大スパイー」※ 角川文庫
■「ラヴクラフトの遺産」 創元推理文庫
■多和田葉子「旅をする裸の眼」※ 講談社文庫
■連城三紀彦「連城三紀彦レジェンド」 講談社文庫
ほか多数

200円~300円の本も多数用意しております。

みなさまのご来場をお待ちしております。

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」 御礼

5月3日(日)に開催されました「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」には多くの方々にご来場、ご購入いただきありがとうございました。また、この不忍の一箱を無償で支えている実行委員、助っ人の皆様、軒先を貸してくださった大家さんにも心より御礼申し上げます。

一昨年は大雨にもかかわらず、一箱を応援してくださる人たちが駆けつけ、例年の2、3倍も購入くださり、感激したことは今でも忘れられません。場所は今回と同じ特別養護老人ホーム谷中でした。その時のお一人で、毎年楽しみにしてご来店いただいていたHさんはすでに他界されています。(一日で20冊以上買っていただいたこともありました) 

一箱で親しくなった高校の先輩・黒岩比佐子さんも、もういません。そのことは寂しい限りです。

一方、一箱を通じて知り合った方がたくさんいます。多くのお客様と本を介して楽しくお話しできましたし、笑顔に接することもできました。ほんとうにいろいろなことがこの6年半の間にはありました。
参加する度、今年も出られてよかったと喜びを噛みしめるとともに、不忍の一箱の凄さを感じて来ました。10回目の参加となった今回、その思いを新たにしています。

あの暑い中、ひっきりなしに訪れるお客様の数、本にたいする思いに圧倒されました。
おかげで<とみきち屋>も、過去最高の売り上げ冊数、金額を達成することができました。
より多くの方々に喜んでいただきたいという思いで続けて来ましたが、正直驚いています。

・二日間開催が一日開催となり、毎年両日とも来られる方の予算が分散せず集中した。
・開催時間が一時間延び(午後5時まで)6時間になったので、当然来場するお客様は増える。
・同時に、時間に余裕を持って回れるので、2周される方も増えた。実際当店にも2度来られた方が何人もいました。中には3度の方も。
・午後に家を出てからでも、それほど慌てずに見て回れる。

そして、これは古本市では成功の大きな要因ですが、雨の心配が全く無かった。

また、<とみきち屋>の場合例年ですと翌年まで想定して出品本を選んでいますが、今回は5月17日(日)開催予定の「鬼子母神通り みちくさ市」と6月に参加予定の某一箱古本市用によけた本以外は惜しみなく出したことも、売り上げが一気に伸びた一因にはなったように思います。
(6月の出店が終わると、家の中の本も一気に寂しくなることでしょう)

それにしても、谷根千で開催される元祖一箱古本市、不忍ブックストリートの懐の深さをまじまじと実感しました。みちくさ市にもいえることですが、年々女性や若いお客さんが増えているのは、ほんとうに嬉しいことです。

昨年は結局書けずに終わってしまいましたが、今年は次回からエピソード集をUPしていこうと思っています。
その中で、去年も買っていただいた若い女性の方にも触れるつもりです。私どもに強烈な印象を刻んでいかれた方なので。

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日5月3日(日)、「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」開催です。暑いくらいの好天に恵まれそうです。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

一箱古本市の発案者、南陀楼綾繁さん(https://twitter.com/kawasusu)の新著『ほんほん本の旅あるき』(産業編集センター)の発刊に伴い掲載された東京新聞の記事(2015.4.29付)をWeb版で見ることができます。一箱古本市が紹介されていますのでご覧ください。
こちら→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150429/CK2015042902000138.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

また、上野経済新聞でも一箱古本市のことが取りあげられています。
こちら→ http://ueno.keizai.biz/headline/1666/

私ども<とみきち屋>特別養護老人ホーム谷中に出店いたします。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。
その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-6449.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■W・E・バトラー 「魔法入門」★ 角川文庫
この分野に興味のある方には必読本のひとつですが、お求めになられるような奇特な方がいらっしゃるとは思えず…。 見せ本のようなものです(笑)

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■ウォルポール「オトラント城奇譚」★ 講談社文庫
■マッカラーズ「夏の黄昏」★ 福武文庫
■ベンヤミン「パサージュ論」 [全5巻セット] 4のみ★ 岩波現代文庫
■ブランショ「来るべき書物」  ちくま学芸文庫
■アドルノ「プリズメン」★ ちくま学芸文庫
■フーコー「フーコー・コレクション4・5」 ちくま学芸文庫
■サルトル「存在と無」 [全3巻セット]  ちくま学芸文庫
■ファイヤーアーベント「知についての三つの会話」★ ちくま学芸文庫
■小西甚一 校注 「一言芳談」★ ちくま学芸文庫
■中井久夫「私の「本」の世界」 ちくま学芸文庫
■塚本邦雄「源氏五十四帖題詠」★ ちくま学芸文庫
■式場隆三郎ほか「二笑亭奇譚」★ちくま文庫
■井野朋也「新宿駅最後の小さなお店ベルク」 ちくま文庫
■アンナ・カヴァン「氷」 ちくま文庫

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■フーコー「知の考古学」 河出文庫
■ドゥルーズ「批評と臨床」 河出文庫
■村山槐多「槐多の歌へる」★ 講談社文芸文庫
■森銑三「新編 物いう小箱」★ 講談社文芸文庫
■小島信夫「美濃」 講談社文芸文庫
■谷川雁「原点が存在する」  講談社文芸文庫
■西脇順三郎「ボードレールと私」★ 講談社文芸文庫
■ホフマンスタール「チャンドス卿の手紙 アンドレアス」★ 講談社文芸文庫
■木田元「マッハとニーチェ」 講談社学術文庫
■脇本平也「宗教学入門」★ 講談社学術文庫

■サルトル「聖ジュネ 上・下」★ 新潮文庫
■パステルナーク「 ドクトル・ジバゴ 上・下」★ 新潮文庫 
■大谷羊次郎「真夜中の殺意」★ 新潮文庫
■後藤明生「夢かたり」「行き帰り」「嘘のような日常」★三部作(バラ売り) 中公文庫
■山田宏一「シネ・ブラボー 1~3」 [全3巻セット] ★ ケイブンシャ文庫
■風見潤「古都に棲む鬼」★ ソノラマ文庫
■島崎今日子「安井かずみがいた時代」 集英社文庫
■足立巻一「やちまた 上・下」 朝日文庫
■萩本晴彦ほか「お前はただの現在にすぎない」★ 朝日文庫

■木山捷平「茶の木・去年今年」★ 旺文社文庫
■ナボコフ「カメラ・オブスクーラ」 文社古典新訳文庫
■宮沢章夫「東京大学「80年代地下文化論」講義」★(文庫版) 白夜書房
■リーゼンフーバー「西洋古代・中世哲学史」 平凡社ライブラリー
■フェルナンド・ペソア「[新編] 不穏の書、断片 」 平凡社ライブラリー
■渡辺慧「生命と自由」★ 岩波新書

ほか多数

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2015年「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

5月3日(日)「第17回不忍ブックストリート 一箱古本市」、私ども<とみきち屋>特別養護老人ホーム谷中に出店いたします。
<石巻 まちの本棚>さん、<血のり文庫>さん、<本合わせ-book matching game->さん、<書肆 から羽>さん、<えほんやハコのなか>さん、<シネマブックの秘かな愉しみ>さんとご一緒させていただきます。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

2008年「秋も一箱古本市」に初参加以来、通算10回目の参加になります。(春は6年連続)
不忍の一箱古本市は昨年記念すべき10周年を迎え、今年は装いを変え、一日開催となりました。当店も新しい試みをしてみようかと考えてはいたものの、一日開催、しかも従来より1時間延び17:00まで販売できるという誘惑に駆られ、今まで通りの出店スタイルでいくことに決めました。

そのため、4年続けてきた助っ人を今年は辞退。更に、仕事ほか諸事情あって全くお手伝いできず、心苦しく思っています。
実行委員、助っ人の方々には只々感謝あるのみです。皆様のおかげで今年も店主として参加できます。ありがとうございます。

できる限り良い本を多くの方々にお届けし、来てよかったと思っていただくことくらいしかできませんが、少しでも盛り上げていきたいと思っています。

当日は谷根千に64の個性豊かな箱が14スポットに並びます。きっと素敵な本や人との出会いが待っていることと思います。散歩も満喫できるエリアとなっておりますので、是非おでかけください。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】
別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。

<ジュリー(沢田研二)セット>

■沢田研二・玉村豊男『わが名は、ジュリー』(中公文庫) 絶版・稀少
■CD 『ROYAL STRAIGHT FLUSH』(ユニバーサルミュージック)

いまさらジュリーか?と笑われそうですが…。いや、若い方はご存知ないかもしれませんね。
今でも現役なんですよ。佐野洋子が著書『死ぬ気まんまん』(光文社)の中で沢田研二について書いていたのはとても印象に残っています。

「今、ジュリーのような退廃的なムードを持っている人はいないし、あんなに歌がうまい人もいない。私はしみじみ、ジュリーが江戸時代の人でなくて、ナマを見れた時代に生き合わせてよかったなぁと思った。」
「それから今のジュリーも好きである。なりふりかまわず食いまくっているようにデブになった。デブになっても平然としているところが、人間が大きい。」
思わず笑いが漏れ、ひどく納得してしまったものです。佐野さんらしいなあと。

セットのCDはヒット曲集で、その中の『危険な二人』『追憶』は安井かずみ作詞。

<マラマッドセット>

■『アシスタント』(新潮文庫)
■『マラマッド短篇集』(新潮文庫)

2010年に夏葉社が『レンブラントの帽子』を刊行したあたりから、マラマッドの作品にもまた光が当たってきたように思えます。2013年にはなんと岩波文庫で『魔法の樽他十二篇』が出ました。
『ある作家の生ーバーナード・マラマッド伝』(英宝社)も5月には刊行予定。

<内堀弘セット>

■『古本の時間』(晶文社)
■『ボン書店の幻』(ちくま文庫)

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【単行本ほか】 書名直後に※があるのは絶版または品切れ

■谷沢永一 「紙つぶて―自作自注最終版」※ 文藝春秋
■天野忠 「天野忠詩集」※ 土曜美術社
■野呂邦暢・長谷川修 「野呂邦暢・長谷川修 往復書簡集」※ 葦書房
■草森紳一 「写真のど真ん中」※ 河出書房新社
■若松英輔 「君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた」 河出書房新社
■梅津時比古 「日差しのなかのバッハ」※ 靑弓社
■長田弘 「感受性の領分」※ 岩波書店
■バタイユ 「ニーチェの誘惑」※ 書肆山田
■ナボコフ 「四重奏/目」※ 白水社
■「ユリイカ総特集 多和田葉子」※ 青土社

ほか

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文庫本等は次回ご紹介します。

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