「第16回 不忍ブックストリート 一箱古本市」 御礼
5月3日(土・祝)に開催されました「第16回不忍ブックストリート 一箱古本市」(2日目)にご来場いただいた皆様、本を購入いただいた皆様、そして、この不忍の一箱を無償で支えている実行委員の方々、助っ人の方々にも心より御礼申し上げます。
当日はうだるような暑さで、店主さん含め、みなさんさぞかしたいへんだったと思います。
私ども<とみきち屋>は戸野廣浩司記念劇場でしたので、冷房もあり、一日快適に過ごさせていただきました。道行く人を眺めたり、街の空気をじかに感じられる外もいいなと思うこともありましたが、あの暑さの中、ロートルコンビ<とみきち屋>は間違いなくヘロヘロになっていたと思いますので助かりました。
出店者は4箱と会場の大きさに比べ少数ではありましたが、雨に襲われた際、近くの3スポットの店主さんたち(11箱)の避難場所になるのを想定してのことなので、違和感はありませんでした。
ご一緒させていただいた<忘日舎>さん、<本合わせ-book matching game>さん、<こなつ堂>さん、楽しかったです。
<忘日舎>さんの箱は店主さんのこだわりがびしびし感じられ、いいなあと思いました。私が感銘を受けた本、印象に残っている本、薦めたいと思う本が何冊も並べられていて嬉しかったです。
<本合わせ-book matching game>さんは若い方々の集まりで眩しかったです。箱のコンセプトが斬新であるばかりか、ほんとうに本が、本を読むことが好きで、人に伝えたいという気持ちが伝わって来ました。なんと全冊完売!
リーダーと思われる若い女性の方には酒井潔『悪魔学大全』(学研M文庫)を購入いただき、正直驚きました。またお仲間の方々にも購入いただき感謝です。
<こなつ堂>さん、ナンダロウ賞受賞おめでとうございます!もっと箱の隅々まで注意深く拝見すればよかったと激しく後悔しています。古本通を唸らせるお宝があったんですね。
私と同じく、梅津時比古の本が好きというご主人に、最後まで残ってしまった『フェルメールの楽器』(毎日新聞社)を引きとっていただき胸が熱くなりました。こういう出会いがあるから、一箱はやみつきになってしまうのです。
店主をしていると他のスポットの箱がほとんど見れません。それだけに、当日の様子を教えていただけるのはほんとうにありがたいことです。
プレゼンターもされていた古本屋ツアー・イン・ジャパンさんが早速ブログに書いてくれています。
こちら→ http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/396177649.html
あの暑さにも拘わらず、今回もまた、きっちり箱を見ながら全箱2度訪れるという超人ぶり。凄すぎます。当日はおつかれさまでした。
非売品ではありますが、当日<とみきち屋>自信の一品、LEDライトをお褒めいただき光栄です。
モンガ堂さんもリクエストしていましたが、ナンダロウさんの一箱まとめ(感想)は復活しないのだろうか……。楽しみにしている方は多いと思うのだけれど。
私の拙い感想というより当日のご報告は、いつものごとく、ぼちぼち書いていきます。いつ書き始め、書き終えられのかは、本人にもわかりませんが(笑)
<とみきち屋>の次回出店は、5月18日(日)開催、第25回「鬼子母神通り みちくさ市」になります。詳細はこちら→ http://kmstreet.exblog.jp/
一箱に参加された店主さんも多く出店されます。また、一箱には今回出れなかった、或いは「みちくさ市」にのみ出店されるすごい店主さんも出ますし、一箱とは違った趣を楽しめますので、ぜひお越しください。
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コメント
こんばんは。もす文庫masubonです。
先日はお会いできてうれしかったです!
3日の開催も、27日同様天気がよくてよかったですね。雨の心配なく店番できるというのは心が落ち着きます。
すぐにみちくさ市に出られるとのこと、こちらもがんばってください。
もす通信、いつか必ずお持ちしますね…
投稿: masubon | 2014年5月 5日 (月曜日) 20:43
こんばんは。
こなつ堂です。
一箱古本市ではお世話になり、ありがとうございました。
先日は『とみきち屋』さんをはじめ、
『忘日舎』さん、『本合わせ‐book matching game』さんとご一緒できて、とても楽しい一日を過ごすことができました。
初めての参加で、どぎまぎしていたところ、とみきち屋さんから「一箱古本市は楽しいですよ」と気軽に声をかけていただき、ほっとしました。
来場された本好きの方々とお話をするのは、本当に楽しく、ワクワクするものですね。
また、とみきち屋さんの箱を生で見ることができ、感嘆するのみでした。
次回お目にかかるのを、楽しみにしています。
また、お話を聞かせてください。
投稿: こなつ堂 | 2014年5月 8日 (木曜日) 00:57
masubonさん
こちらもお会いできてうれしかったです。
七夕のように一年に一回ペースですが、一箱があったから出会えたわけですよね。もう5年半になります。
もす通信楽しみにしていただけに残念でなりません。お伺いするのを伝えておけばよかった…。楽しみはとっておきます。
<もす文庫>さん、実は某賞の第一候補だったんですよ。帰りの時間もあり表彰式には出られないと聞いていましたので、名前が呼ばれた時には思わず「ああ…」と漏らしていました。
表彰式不参加の場合、次の候補の方が受賞というのが決まりなので仕方がないですね。
またお目にかかれるのを楽しみにしています。
投稿: 風太郎 | 2014年5月 8日 (木曜日) 13:26
こなつ堂さん
一箱当日はありがとうございました。楽しかったです。
ご夫婦での参加、梅津時比古の件、ナンダロウ賞受賞と共通することが多く、不思議な縁を感じます。
いったん対面販売の魅力にはまると、たいへんです。
もちろん良い意味で(笑)
またゆっくり本の話ができる機会が訪れるのを楽しみにしています。
「みちくさ市」にも一度参加されてはいかがでしょうか。
のんびりゆったり過ごせますし、店主さんたちとの交流もたっぷりはかれるので、一箱とは違った楽しみがあります。
投稿: 風太郎 | 2014年5月 8日 (木曜日) 13:39