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第24回「鬼子母神通り みちくさ市」回顧(2)

お名前を伺ったことはないのですが、何年も前からよく来ていただいている男性に■ドールヴィイ『悪魔のような女たち』(ちくま文庫)■里見弴『恋ごころ』(講談社文芸文庫)ほか3冊お買い上げいただく。

小室直樹の本の編集に携わったという女性と小室直樹の話をしばし。三島由紀夫特集として出していた■『三島由紀夫が復活する』(毎日コミュニケーションズ)■『三島由紀夫と「天皇」』(天山文庫)の2冊を。小室直樹の昔の本は絶版・品切れが多いのでお探しのようだったが生憎この日は三島関連本しか持っていっていなかった。5月3日の不忍一箱、5月17日のみちくさ市にはお越しいただけるか否かに拘わらず、何冊か用意しておくことをお約束する。

彼が某有名古書店でアルバイト中の若い女性。この方にもよく本を買っていただいている。
■コクトー『ぼく自身あるいは困難な存在』(ちくま学芸文庫)■堀口大學『季節と詩心』(講談社文芸文庫)ほか3冊。地方勤務が決まったと聞きました。上京と「みちくさ市」がタイミングよく合った時には、是非お越しください。

塩山(嫌気箱)さんが荒川洋治の本を手にされたのにはびっくり。そんなに安くはしていなかったし(笑) それを見ていた北方人さんが「残っていたら買うつもりだったんだよなあ」。
すると「それを聞いたら買わずにはいられない」。塩山さんらしいですね(笑)

北方人さんには■宇野浩二『独断的作家論』(講談社文芸文庫)を購入いただいた。いつも驚くのは本を手にされ、気になる記述のあるページをさっと見つけ、解説される。やはり只者ではない。
私は前から欲しかった■中上健次『地の果て至上の時』(講談社文芸文庫)を北方人さんから購入。単行本(初版)、小学館文庫、新潮文庫で2冊、計4冊持ってはいても。(バカですねえ)

今回のみちくさ市では大きな話題が二つ。

まず、岡崎武志さんのところに何と小学生のお客さんが!岡崎さんが出演されたTV番組を見ていただけでなく■紀田順一郎氏の『私の神保町』を買っていったとか。私など小学校生のころは本など感想文の提出を求められた課題図書以外読んだことなかったので、ただただ「すごい!!」の一言。

そしてもうひとつは、高校生の時から、当店のお得意様になってもらっているMくん(大学生)が「みちくさ市」初出店!店主になってもその佇まいは変わらず。しぶくていい本出していました。
「何かお薦めありますか」と聞いたら、岡松和夫『少年非行兵の絵』(講談社)を紹介してもらう。
芥川賞作家とは知らなかった。あとで調べたら中上健次と同時受賞しているんですね。全く記憶に残っていない…。

お薦め本のほか、松下竜一『豆腐屋の四季』(講談社文庫)含め4冊購入。
Mくんには当店にて■四方田犬彦『歳月の鉛』(工作舎)■八木義徳『私のソーニャ 風祭』(講談社文芸文庫)を購入してもらう。

閉店後片づけをしている最中に寄ってくれたので、Mくんのお店の屋号の由来や、大学生活の話などを聞かせてもらう。最後は車に荷物を積み込むのを手伝ってもらいました。

恭太さんご夫妻も寄ってくれました。片岡義男、四方田犬彦、長田弘の本3冊も購入いただき、恐縮です。

駄々猫さんとは物々ならぬ本々交換。駄々猫さんの助っ人をされていた方には■『本屋図鑑』(夏葉社)■鹿島茂『昭和怪優伝』(中公文庫)を。つぐみ文庫さん、mondobooksさん、雲雀洞さんほか大勢の方々にお買い上げいただき、ありがとうございました。

おっといけない、向井さんを忘れてはたいへんだ。
古書現世の向井さんに本を購入いただいたのは、初めてのこと。やや高めの値段設定だったため何人か手に取られたものの結局残ってしまった本。以前から読みたかったということでした。お客様を気遣い、最後の最後に来られたのだなと思いました。

さて、<とみきち屋>は次回5月18日(日)開催の「第25回 みちくさ市」にも出店いたします。
5月3日(土・祝)には、不忍の「一箱古本市」に参加。
みなさまのお越しをお待ちしております。            

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