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第23回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の紹介(2)

前回9月は残念ながら台風の影響で中止になってしまったので、その時出す予定で告知したものは、ごく一部を除き出品し、新たに加えます。※は絶版または品切れ

【単行本】

■小島信夫    X氏との対話※          立風書房
■笠原和夫    映画はやくざなり※       新潮社
■青木正美    ある「詩人古本屋」伝       筑摩書房
■國分功一郎   暇と退屈の倫理学         朝日出版社
■川本三郎    小説家たちの休日              文藝春秋
■鶴見俊輔    不逞老人                   河出書房新社
■マイク・モラスキー 戦後日本のジャズ文化  青土社
■ジョー・ブスケ   傷と出来事             河出書房新社
■ジャック・デリダ  法の力               法政大学出版局
■池澤夏樹編    短編コレクションⅠ          河出書房新社
■ユリイカ  特集ヌーヴェル・バーグ30年※  青土社
ほか 

『映画はやくざなり』は、笠原作品のファンでなくとも。一読の価値あり。生き様が語られているばかりでなく、第2部「秘伝 シナリオ骨法10箇条」は、映画の素人が読んでも面白く、刺激的。映画化には至らなかった「沖縄進撃作戦」のシナリオも掲載されている。

注目度の高まっている國分功一郎。近著『ドゥルーズの哲学原理』は難解なドゥルーズの哲学を目から鱗の明晰に解説し好著だったが、『暇と退屈の倫理学』は著者の名を広めた話題の書。ハイデガーやコジューブなどを取り上げ、反駁しながら(ハイデガーの「退屈」の分析は重んじている)「暇」と「退屈」をテーマに、人間の本来性を考察し、閉塞感からの脱却を説いている快著。決して難しい内容ではなく、お勧めです。

ジョー・ブスケ『傷と出来事』(河出書房新社)。ジョー・ブスケはドゥルーズが『意味の論理学』の中でとりあげていたが、ブスケ本人の著書はこれが初邦訳。「第一次大戦で負傷、その後はベッドで過ごす。ブルトンらシュルレアリストらと交流し、ヴェイユとも親交をかわす。ブランショ、ロブ・グリエ、ドゥルーズに大きな霊感をあたえた」というのが、出版社の紹介。
確かに、煌めく詩想ともいうべきものに彩られた深遠な書。シモーヌ・ヴェイユと親交があったのも頷けます。

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みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

<ときみち屋>は、旧「花結び」向かい駐車場に出店予定です。
出店場所、参加者紹介はこちら→ http://kmstreet.exblog.jp/18468637/#18468637_1

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