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「第10回 不忍ブックストリート 一箱古本市」助っ人さん顔合わせ会へ

昨日、「第10回 不忍ブックストリート 一箱古本市」の助っ人さん顔合わせ会に参加。50名以上が手を挙げ、当日は30名ほどが集まった。

「一箱古本市」の創始者であり、全国に広めたナンダロウ(南陀楼綾繁)さん『一箱古本市の歩きた』(光文社新書)を出版したこと。新聞、テレビ(BS)、雑誌など、取り上げられる機会が大幅に増えたこと。足を運んだ人たちによるブログ、ツイッターなどを含めた口コミでの拡がり。さまざまな理由は考えられるが、谷中・根津・千駄木(ヤネセン)という地域と一体になって、多くの人たちによって大切に育てられてきたことが、これだけの人たちを呼び寄せたのだと思う。(実際はもっともっと人手がほしいことを、説明を聞いて感じたが)

ナンダロウさんは、以前からボランティアではなく「助っ人」さんと呼んでいる。無報酬ではあるが、「お金ではないものを持ち帰ってもらいたい」という思いが根底にあるからです。同時に、主体的に関わり、楽しんでほしいという願いも、そこにはこめられています。
また、運営する側である自分たちは、「助っ人さんから試されてもいるのだ」という気持ちを抱き続け、心を砕いているところが、ナンダロウさんの魅力に思えてなりません。

しのばずくん便で、今後、準備作業の日程なども告知されると思いますので、まだ正式に「助っ人」として名乗りをあげていらっしゃらなくても、手を貸していただければ、きっと助かると思います。

客として足を運んでみて、楽しそうなので手伝ってみたくなった。(中にはご自身が今後店主として参加したいという希望をお持ちの方も)
店主として参加して、運営の裏側も知りたくなった。自分にも何かできないか……。言葉はよくないかもしれませんが、「恩返し」的な気持ちが湧いても不思議ではありませんよね。
この地域に引っ越して来てイベントの存在を知り、もっといろいろ知りたくて参加する方もいたし、不忍ブックストリートMAPをたまたま手にして興味が湧き、「助っ人」に興味を持たれた方もいた。

そして、当日会場をほのぼのとさせてくれたのが、地元中学校の職業訓練をきっかけに、というものでした。
息子さんが職業訓練の一環で「古書ほうろう」さんで働く姿を見て、ご自身が実際に体験してみたくなったというお母様がいました。お隣にはしっかり、息子さんも。あの「羽鳥書店まつり」も体験したとのこと。さらに、お母様の知り合いの方も「面白そうなので」と来ていました。
これは、すごいことだなあと思うことしきり。本を介して人と人とが、人と街とがつながっていく素晴らしさを実感しました。

飲み会には初めて「助っ人」に加わった方々も含め、大勢の方が参加。昨年の顔合わせでは2卓だったらしいが、今回は4卓すべてぎっしり埋まる盛況ぶり。ナンダロウさんの顔も、心なしゆるんでいたように感じられたし、古書ほうろうの宮地さんも嬉しそうだった。

やまがら文庫さんはじめ実行委員の方々、青秋部のNさん、カリプソ文庫さん、たけうま書房さんご夫妻、ドンベーブックスのSさん、junglebooksさんご夫妻、私の知っている方々も同席。途中から仕事帰りのNEGIさんも加わって、楽しく過ごす。

一旦解散したものの、皆さん去り難く、急遽河岸を換えての2次会へ。そこへも20人ほど。本のことのみならず話題はさまざま。話は尽きない。
初参加の方々に、気を遣って話しかけている宮地さんのやさしい様子がとっても印象的でした。

帰り、地下鉄千駄木駅へ向かう途中、「古書ほうろう」さんが道の反対側から見えました。
山崎さんが一人で作業をされていた。
仕事を含めた生活、日常の流れは途絶えることがない。
そんな中、それぞれが思いを抱いてこのイベントに関わっていく。
そういうところがいいなぁと、ふと思ったりしました。

4月29日、5月2日一箱当日だけでなく、「一箱古本市week2010」(4月24日~5月9日)における各種イベント、そしてそこへ向けての準備など、
一箱古本市は、これからが本番です。

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