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〔 雑記 〕舌の根も渇かぬうちに古本買い

昨日8日(木)、「今日こそは古書現世さんに行くよ。外市前だからお店にいなくて、向井さんに会えないかもしれないけれど」と妻に言って家を出る。夕方、依頼された書類をアポなしで高田馬場の得意先に届けることになっていた。黙って受付に預けていくのも失礼なので、声をかけると担当者が出てきてくれた。それから話すこと1時間。失礼してから時計を見ると、18:45。ああ、間に合わない。泣く泣く古書現世さんに足を運ぶのを諦める。みちくさ市でお会いした際、お店の方に伺いますと言っていたのに,外市前に伺えなかった・・・。

雪にはならなかったものの、今日は一段と寒かった。神保町の得意先へ向かう途中、ある古書店の前を通りかかると、以前とはなんだか趣が違う。確か時代小説専門の古書店だったはずだが・・・。気になって看板を見ると、「りぶる・りべろ」となっている。「あれ?どこかで聞いたような。そうか、退屈男さんが以前ブログに書いていた古書店か!」
仕事の打ち合わせを終わらせた後、さっそく訪問。

小さめの店舗だが落ち着いた雰囲気。外の喧噪が嘘のようにそこだけが静まりかえっている。店内中央にはガラスのショーケースが置かれ、澁澤龍彦などの高価本が陳列されていた。文庫はそれほど重視していない感じを受けた。一般読者向けの本が100円均一で置かれたりしている。驚いたのは、思想系。左右問わず、美味しそうな本がずらっと並んでいた。トロツキーの亡命日記、影山正治の本など、懐に余裕があったら買っていたのに。懐かしい雑誌『流動』もあった。彷書月刊もバックナンバーを含め置いてある。週末の外市のことが頭にあったので、2冊だけ購入。
● 山村政明 『新編 いのち燃えつきるとも ある青春の遺稿集』(大和出版 1970発行)
● 中村真一郎 『夜半楽』(新潮文庫)
 今手元にあるものが日焼けで真茶色になり、文字も薄くなっているので買い直し。

次の仕事を終え、最後の仕事まで(移動時間を入れても)30分ほど空きができたので、得意先近くのブックオフへ。珈琲でも飲みながら本を読むのもいいのだが、自然と足が向いてしまう。時間がないので、哲学・思想、心理、音楽のコーナーのみ。100円コーナー、目を引くもの皆無。仕方なく半額の方へ。
ショーペンハウアー『存在と苦悩』〔金森誠也 編・訳〕が目に止まる。値札が貼っていない。中をパラパラめくる。10頁ほど鉛筆で線が引かれている。
そのことを指摘した上で、「これはおいくらですか?」と尋ねたら、「ああ、この状態ですから105円でいかがでしょうか」と言われ、即購入。
以前別のブックオフで、半額ではちょっとなあと思える線引き本があって、店員に交渉したら、「すみませんでした。これは売れません」と奧にしまい込まれてしまった。線引き、書き込み有りなどと表示されていて、それに見合った値段で売っている店舗もある。もっともそこは、一般の古書店に近いコーナーも設けてあり、ブックオフグループでも特殊ではあるが。
試してみるものだと実感。ただ、ブックオフは、中身を丁寧にチエックしていない場合の方が多いので、美本だと思って買うと痛い目に会うこともあるのでご注意を。
手袋忘れ、傘をさす手もかじかんでいたが、3冊も安く手に入れられ、いつのまにか暖かくなっていた(笑)。
年初に、今年は古本をあまり買わないようにしようなどと宣言したが、早くも崩れてしまった。

10日(土)、11日(日)は「古書往来座 外市」。どちらか一日、行くつもりでいる。楽しみだ。

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