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〔雑記〕 ベット・ミドラー『ローズ』から始まった脈絡のない連鎖

なかなか寝付けずにいると、昨日、車の中で聴いたベット・ミドラーの『ローズ』が甦ってきた。真夜中なので、ミニコンポで、音を絞り、20回ほど連続で聴く。ジャニス・ジョッブリンの短い生涯を描いた映画の最後に流れる、このあまりにも有名な曲の説明は不要だろう。

Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose

この曲から、「希望」という言葉が浮かんでくる。

ある青年にナイフを突きつけられ、「希望を語れますか」と問われた時に、
「語るべき希望などない」と答えると、「あなたが今希望を語ったなら、あなたを刺していた」
蜷川幸雄『千のナイフ、千の目』の中に、そんなくだりがあったことを思い出す。

同じ「希望」でも、質が違いすぎる。

「希望」・・・突然、岸洋子の歌『希望』が耳に。流行ったのは小学生の頃だ。深い意味などわかるはずもなかったが、訴えかけてくるものがあった。続いて、弘田美枝子『人形の家』、奥村チヨ『終着駅』。もの悲しい歌ばかり甦ってくる。これも小学生の時に聴いていたはずだ。

突然、エディット・ピアフ『愛の賛歌』が聴きたくなる。10回ほど繰り返し聴く。
初めて耳にした時、その声に、震えた。歌詞の意味などわからない。
なのに、自らの命を削っているように感じられた。
その後、飛行機事故で亡くなった恋人へ捧げた歌だと知る。

希望と諦念? 希望と絶望? そんな単純なものではないはず。

説明しようのない、音楽と言葉の脈絡のない連鎖。

窓の外が明るくなってきた。

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