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点が線になっていく 「みちくさ市」特別編 「わめぞ」の方々

武藤良子様。武藤さんが書かれているブログ『m.r.factory』の中の記事、「思い出アルバム」におきまして、貴重な情報をいただき、ありがとうございました。

みちくさ市終了後も、気になってしかたがなかった男子高校生の、他店での様子を知ることができました。庄野潤三の本を買った瞬間には、所持金170円になっていたなんて!(この経緯はパラフィンさんが書かれています)。なんだか、せつなくなると同時に、そこまでして中野重治、野間宏、庄野潤三などの本を古書市で買う彼に感動しました。

武藤さんの「点が線に繋がる瞬間」という言葉に触発され、思うところを綴ってみたくなりました。お目にかっかたこともないのに、失礼かと存じますが、武藤さんにも触れさせていただきます。

一度も会ったことのない方なのに、ブログを読んでいて、すでにお会いしているような気持ちになる。或いは、初めてお会いしたのに「懐かしい」とさえ思ってしまうことがある。自身がブログを始め、古本市に参加するようになって、感じることです。

わめぞ」の方々のブログには、武藤さんの話題が多く、しかも楽しいので、思わず微笑んでしまいます。時折、お腹がよじれそうにもなりますが。古書現世の向井さん、古書往来座の瀬戸さんなども登場し、みなさまのことを勝手に想像させていただいておりました。退屈男さんだけは、妻が5年前にブログを始めた頃から、知っていました。

豊島区商店街フォーラムでの、向井さんのスーツ姿に触れている武藤さんの文章など、最高です。向井さんが怖そうな方には思えず、むしろ、お会いしたい!と思ったくらいです。みちくさ市で、念願かないお会いできた向井さん、〈ステキ〉でした。この方の周りに多くの方が集まってくる理由(わけ)を実感しました。

みちくさ市会場下見にいった際、旅猫雑貨店さんにうかがい、思っていたとおり素敵なお店だなあと思いました。さりげなく飾られていた、河井寛二郎『蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ』。それと、私ども「とみきち屋」のシンボルが猫ということもあって、小さな猫の置物を手に入れました。
お会いした金子さんからは、静かな雰囲気の中に、独特の感性と、こだわりをお持ちの方ではないかなという印象を受けました。
参加前のこちらの質問には、丁寧なお答えをいただいたばかりか、当日も細やかなお心づかいいただき、ほんとうにありがとうございました。金子さんにつくっていただいた「みちくさ市アルバム」の写真も、楽しく見させていただいています。

下見の時は、往来座さんへも。店内カウンターには、ばりばり働くNさんが。ほしかった本を5冊ほど購入。会計の際、宇佐美承『池袋モンパルナス』(旧版)がカウンターに置かれているのを発見。「これ売っていただけますか?」とお願いしたら、「今ネットで確認したところですが、近くのジュンク堂に行かれたら、新版がお求めになれますよ」と。この丁寧な応対に驚きました。もちろん、その場で購入。それから、「実は、みちくさ市でお世話になる者です」とご挨拶。「瀬戸さんはいらっしゃいますか?」とお尋ねし、店外にいた瀬戸さんのもとへ。黙々と作業されていました。声をかけさせていただいたところ、こちらが恐縮してしまうほど、丁寧にお話しくださいました。

そして、再び武藤さん。(すべて武藤さんのブログに書かれていることですが)

ゾンビはたどたどしく歩くほうがいいというコメントには、ゾンビ映画けっこう好きなので、妙に納得してしまいました。それと、狼男の悲哀を書かれた武藤さんの文章も好きです。

最近では、「みちくさ市でした!」で書かれている、けやきの葉が舞い落ちてくる様子に誘われ、空をみつめていらっしゃるところ。
特に、最後の「気づくといつも空を見ていた」が、とても素敵ですね。

みちくさ市ではお会いできませんでしたが、いつかどこかで武藤さんにお会いできるのを楽しみにしています。

このように、私の中でも、いろいろな点が、少しずつではありますが、線となって繋がり始めています。

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コメント

風太郎さま。みちくさ市、ご参加ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。風太郎さんのブログを読んだときに気になった高校生が、他の方のブログにも登場するのを見つけたときは、小さな部屋で、うぉー、と吠えてしまうくらいうれしかったです。人と人が繋がっていく瞬間が好きです。そのために生きているといっても過言ではないくらい。風太郎さまにも、ブログ以外で、またどこかできっとお会いできるでしょう。それを楽しみにしております。

投稿: 武藤良子 | 2008年12月 5日 (金曜日) 11:24

>武藤良子様
丁寧なコメントいただき、ありがとうございました。
一度もお会いしたこともないのに、高名な武藤さんに、私信のようなかたちで触れてしまい、勝手をしました。それだけに、嬉しさもひとしおです。
「うぉー、と吠えてしまうくらい」 この言葉に、私は何も言えず天ならぬ、天井を見上げ、胸がいっぱいになりました。見上げた先が星空だったら、もっとよかったのですが。
人と人が出逢えることの素晴らしさは、なにものにもかえが難いと、齢を重ねるにつれ、思うようになっています。

これからも、その何ともいえない語り口で、お腹がよじれるくらい笑わせてください。「これ変だよ。おかしいよ」と思われるものには、どんどんかみついてください。さり気なくふっと挟み込まれる、やわらかで沁みる言葉も、見落とさないよう、読ませていただきますので。

お会いできる日を心待ちしております。

投稿: 風太郎 | 2008年12月 5日 (金曜日) 23:04

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