第34回「 鬼子母神通り みちくさ市」

<とみきち屋>は本日9月19日(月・祝)開催予定の、第34回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店する予定でおります。11:00~16:00 
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。

ただ、天気の方が微妙なため、開催か中止かは午前8時に決定いたしますので、
下記のURLにてご確認ください。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

とりあえず、出品本の一部紹介を紹介いたします。

【特集 新潮文庫 絶版・品切れ本】

■赤瀬川原平  櫻画報大全
■安倍公房  けものたちは故郷をめざす
■古井由吉  聖・栖
■伊藤信吉編  現代名詩選 上・中・下(3冊)
■丸谷才一  新々百人一首 上・下
■三島由紀夫  アポロの杯
■小林信彦  世界の喜劇人
■山川方夫  海岸公園
■コンラッド  青春 台風
■カミュ  カミュの手帖1・2
■ボールドウィン  もう一つの国 上・下
■ソルジェニーツィン  ガン病棟 上・下
■ツルゲーネフ  猟人日記
■オコナー  オコナー短編集
■キェルケゴール  愛について

ほか多数

【単行本ほか】  ※は絶版または品切れ

■伊藤淳  父・伊藤律
■秋山清  アナキズム文学史  ★
■白井聡 「 戦後」の墓碑銘
■ゼーバルト  移民たち
■足立巻一  親友記  ★
■伊吹隼人  「トキワ荘」無頼派 漫画家・森安なおや伝 
■平原卓  読まずに死ねない哲学名著50冊
■廣松渉  資本論の哲学

ほか

【文庫本】  ★は絶版または品切れ

■佐藤紅緑  ああ玉杯に花うけて
■柏原兵三  徳山道助の帰郷 殉愛 ★
■伊藤桂一  蛍の河 源流へ  ★
■川端康成  ある人の生の中に  ★
■長谷川四郎  ベルリン一九六〇   ★
■カスタネダ  未知の次元   ★
■小島政二郎  小説永井荷風
■日影丈吉  日影丈吉 幻影の城館
■ソーカル/ブリクモン  知の欺瞞

ほか多数

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第33回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介

5月3日に開催されました不忍・一箱古本市には多くの方にお越しいただき、購入いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。また実行委員、助っ人さんなど、支えてくださったみなさま、ありがとうございました。

開催時間が昨年より一時間短くなり、昨年ほどのお客様の数はなかったものの、結果は前年の7割(結果 160冊超、平均単価約460円)と、おかげさまで午前中の予想をはるかに上回る売り上げとなりました。
お馴染みの長谷川さん、山本さん、仁平さん、Mさん、久しぶりの(E)さんには2度お越しいただき<とみきち屋セット>含め2回とも購入いただき嬉しい限りです。

他にはIさん、ますく堂さん。散歩堂さん、恭太さん。遊びに来られた北方人さん、プレゼンターを務められた古ツァさんこと小山さん。久しぶりにお会いできた岡崎武志さんなどにもお買い上げいただきました。
そして驚いたのが、(後で知ったのですが)<文庫善哉>さんのお父様。
この辺りのことは日を置いてになりますが、書き留めておきたいと思っています。
(この一年余り古本市後のエピソードをほとんど書けていませんので…)

妻の父の容体がかなり悪く、参加も危ぶまれていたのですが、5月7日まで私たちに時間を与えてくれてから、義父は逝きました。
妻にはやらねばならぬ事がまだ多々ありますが、今回のみちくさ市も何とか二人で参加することとなりました。

<とみきち屋>は明日5月22日(日)開催予定の、第33回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00 
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/
出店者一覧→ http://kmstreet.exblog.jp/18468637/#18468637_1

では、出品本の一部紹介です。写真は本日(土曜)夜にUP予定。

【ミニ特集 文壇・文士(人)の世界】 書名後の★は絶版または品切れ

■今東光『毒舌文壇史』★ 徳間書店
■高見順『文壇日記』★ 岩波書店
■大村彦次郎『文壇栄華物語』★ ちくま文庫
■浅見淵『』昭和文壇側面史』★ 講談社文芸文庫
■林忠彦『文士の時代』 中公文庫
■池島信平・嶋岡鵬二『文壇よもやま話 上・下』★ 中公文庫
■安岡章太郎『文士の友情』 新潮文庫
■巌谷大四『懐かしき文士たち 大正・昭和・戦後篇 』全3冊 ★ 文春文庫

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【単行本ほか】 書名後の★は絶版または品切れ

■パトリス・ボロン『異端者シオラン』 法政大学出版局
■H. ミラー・L.ダレル『ミラー ダレル 往復書簡集』★ 筑摩書房
■戸部田誠『1989年のテレビっ子』 双葉社
■荻原魚雷『閑な読書人』晶文社
■津野海太郎『百歳までの読書術』本の雑誌社
■林哲夫『古本屋を怒らせる方法』白水社
■小林康夫・大澤真幸『知の技法入門』河出書房新社
■佐藤泰正・山城むつみ『文学は<人間学>だ』笠間書院
■若松孝二『若松孝二全発言』 河出書房新社
■『半歩遅れの読書術Ⅰ・Ⅱ』(2冊)Ⅱのみ★ 日本経済新聞社
■細見和之『アドルノ 』★ 講談社
■イーグルトン『イデオロギーとは何か』平凡社ライブラリー

ほか

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【文庫本】 書名後の★は絶版または品切れ

■小沼丹『珈琲挽き』講談社文芸文庫
■庄野潤三『鳥の水浴び』講談社文芸文庫
■高井有一『半日の放浪』★ 講談社文芸文庫
■蓮實重彦『「私小説」を読む』講談社文芸文庫
■佐々木邦『凡人伝』 講談社文芸文庫
■杉本秀太郎『伊東静雄』★ 講談社文芸文庫
■安岡章太郎『犬をえらばば』講談社文芸文庫
■松下竜一『豆腐屋の四季』講談社文芸文庫
■シュレーバー『ある神経病者の回想録』講談社学術文庫
■合田正人『レヴィナス』★ ちくま学芸文庫
■メルロ=ポンティ『知覚の哲学 ★ちくま学芸文庫
■蜷川幸雄『千の目、千のナイフ』ちくま文庫
■荻原魚雷編『吉行淳之介エッセイコレクション3 作家』★ ちくま文庫
■ダンセイニ『影の谷物語』★ ちくま文庫
■南條竹則編訳『イギリイス恐怖小説傑作選』★ ちくま文庫
■鼓直編『ラテン・アメリカ怪談集』★ 河出文庫
■安西水丸『安西水丸の二本立て映画館 前・後篇』★ 朝日文庫
■ガルシア・ロルカ『ニューヨークの詩人』★ 福武文庫
■淀川長治ほか『映画千夜一夜 上・下』★ 中公文庫

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ほか多数

いつも通り300円以下の本も多数用意しております。
みなさまのご来場をお待ちしております。

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2016年「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日5月3日(日)、「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」開催です。多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

私ども<とみきち屋>根津教会に出店いたします。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=3885

しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。
その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-8581.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■W・E・バトラー『オカルト入門』★ 角川文庫

昨年同じ著者の「魔法入門」を見せ本のつもりで持参したのですが、何と購入いただいてしまいました。ならばと、今回は「オカルト入門」を(笑) 結果はいかに。

■井筒俊彦『ロシア的人間』★ 中公文庫

不忍の一箱に初参加した際、小さな娘さんを連れた若いお父様に購入いただいたことは今でも鮮明に覚えています。当日のエピソードをブログで書き、後に南陀楼綾繁『一箱古本市の歩き方』(光文社新書)の中でとりあげていただきました。思い出の品、2度目の出品です。

■佐藤春夫『この三つのもの』★ 講談社文芸文庫
■清岡卓行『手の変幻』★ 講談社文芸文庫
■倉橋由美子『毒薬としての文学』★ 講談社文芸文庫
■小島信夫・森敦『対談 文学と人生』★ 講談社文芸文庫
■岩阪恵子『木山さん、捷平さん』講談社文芸文庫
■岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』★ 講談社文庫
■樋口修吉『ジェームス山の李蘭』★ 講談社文庫
■後藤明生『思い川』★ 講談社文庫
■赤瀬川原平『櫻画報大全』★ 新潮文庫

■フーコー『フーコー・コレクション1~6』(全6巻セット) ちくま学芸文庫
■ニーチェ『生成の無垢 上・下』★ ちくま学芸文庫
■デリダ『死を与える』★ ちくま学芸文庫
■ゴダール『』ゴダール 映画史(全)』 ちくま学芸文庫
■加賀乙彦『日本の10大小説』★ ちくま学芸文庫
■林尹夫『わがいのち月明に燃ゆ』★ ちくま文庫
■杉本秀太郎『洛中生息』★ ちくま文庫
■色川武大『唄えば天国ジャズソング』★ ちくま文庫
■アンデルスほか『ヒロシマわが罪と罰』★ ちくま文庫

■岡谷公二『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』★ 河出文庫
■古井由吉『円陣を組む女たち』★ 中公文庫
■宇野鴻一郎『鯨神』★ 中公文庫
■山本明『カストリ雑誌研究』★ 中公文庫
■常盤新平『』アメリカの編集者たち』★ 新潮文庫
■ブルガーゴフ『巨匠とマルガリータ 上・下』 岩波文庫
■多木浩二『写真論集成』★ 岩波現代文庫
■東峰夫『オキナワの少年』★ 文春文庫
■三島由紀夫『黒蜥蜴』★ 学研M文庫
■松下竜一『狼煙を見よ』★ 教養文庫
■鶴見俊輔『期待と回想』★ 朝日文庫
■中平卓馬・篠山紀信『決闘写真論』★ 朝日文庫
■小島信夫『私の作家評伝』★ 潮文庫
■長田弘『私の二十世紀書店』★ 中公新書

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ほか多数

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2016年「第18回 不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

5月3日(日)「第18回不忍ブックストリート 一箱古本市」、私ども<とみきち屋>根津教会に出店いたします。

昨年根津教会に出店された方から伺ったところによると、以前のように教会前での販売ではなく、教会内の中庭での販売だそうです。
<ほんやいっし~>さん<古書むしくい堂>さん、<野花>さん、<だるま書房>さん、<十八青年文庫>さん、<書肆 から羽>さんとご一緒させていただきます。

詳細はこちら→ http://sbs.yanesen.org/
店主一覧→ http://sbs.yanesen.org/?page_id=4154
しのばずくん便り→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/

2008年「秋も一箱古本市」に初参加以来、通算11回目の参加になります。(春は7年連続)
今年から棚のように何段も積み上げたり、箱の外に本や小物を並べることがNGになりましたので、残念ながら<とみきち屋>名物、ひしゃげたせんべい缶の積み重ねをご披露できません(笑)
例年以上に一度に展示できる本の数は制約されますが、いつもより頻繁に本の入れ替え、補充を行い、様々な工夫するつもりです。それでも限界がありますので、前半と後半では並べる本が、がらりと変わることは避けられません。出品本の質は落としませんので、お時間に余裕のある方は二度お越しいただければ幸いです。毎年10人以上の方に二度足を運んでいただいており、二度目のお買い上げの際には何らかのサービスをさせていただいております。

ウェザーニュースの予報では5月3日「曇り時々晴れ」となっていますので、雨は避けられそうです。
素敵な本や人との出会いが皆様に訪れることを祈りつつ、多くの方々のご来場をお待ちしております。是非おでかけください。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】

別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。

<マッカラーズセット>

■マッカラーズ『夏の黄昏』(福武文庫) 絶版
■マッカラーズ『結婚式のメンバー』(新潮文庫) 村上春樹訳・新刊

『心は孤独な狩人』(新潮文庫)が出せれば云うことないのですが、2年前の一箱で出品して後、なかなか見つけられません。それで今回はこのセット。
新潮社の「村上柴田翻訳堂」はいい企画ですね。私たち世代の海外文学好きにとっては馴染の本もけっこうありますが、若い人はほとんど知らないのではないでしょうか。
私個人としては(復刊は別として)、両氏の新訳が今後楽しみでなりません。

<萩原朔太郎セット>

■『恋愛名歌集』(新潮文庫) 絶版
■『詩の原理』(新潮文庫)  絶版

古書店巡りをしていても『恋愛名歌集』は簡単には見つからないものだと思います。万葉集から新古今和歌集までの歌を取りあげ解説を加えた作品。朔太郎ファンならずとも一読の価値ありです。

<今東光セット>

■『極道辻説法』(集英社文庫)
■『毒舌 身の上相談』(集英社文庫)

東光和尚の毒舌全開、まさに痛快無比。若者に読んでもらいたいが、毒が強すぎるかもしれない。

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【単行本ほか】 書名直後に★があるのは絶版または品切れ

■山本義隆『私の1960年代』 金曜日
■草森紳一『その先は永代橋』 幻戯書房
■五味康祐『オーディオ巡礼』 音楽之友社
■荒川洋治『文芸時評という感想』 ★ 四月社
■鶴見俊輔『言い残しておくこと』 作品社
■斎藤環『ビブリオパイカ』 日本評論社
■深沢七郎『流浪の手記』★ 徳間書店
■柴田元幸『柴田元幸と9人の作家たち』(CD2枚付き) アルク
■シオラン『シオラン対談集』★ 法政大学出版局
■ナボコフ『記憶よ、語れ -自伝再訪』 作品社
■コシンスキ『ペインティッド・バード』 松籟社

ほか

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第32回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介

<とみきち屋>は明日3月20日(日)開催予定の、第32回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00 
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

昨年11月は朝から雨が降っており(昼頃止む)、手創り市も中止と、いつもに比べ人手も少なく、不完全燃焼の感が残りましたので、今年最初のみちくさ市、天気に恵まれそうでほっとしています。
一番の信頼を置いているウェザーニュースが金曜になるまで雨予報を出していましたが、晴れマークがつき、これで万全です。

前回激しい腰痛のため参加できなかった店主・とみきちも今回は参加。いつものうるさい二人組でお待ちしておりますので、是非お越しください。

では、出品本の一部紹介です。写真は本日(土曜)夜にUP予定。

【単行本ほか】  ※は絶版または品切れ

■高橋康也 「ノンセンス大全」※ 晶文社
■福間健二 「佐藤泰志 彼はそこにいた」 河出書房新社
■平野義昌 「海の本屋のはなし」 苦楽堂
■吉岡実 「土方巽頌」※ 筑摩書房
■若島正 「ロリータ、ロリータ、ロリータ」 作品社
■松江哲明ほか「園子温映画全研究」 洋泉社
■シオラン 「絶望のきわみで」 ※ 紀伊國屋書店
■ナボコフ 「ヨーロッパ文学講義」 TBSブリタニカ
■エルンスト・ユンガー 「砂時計の書」 ※ 人文書院
■ユイスマンス 「大伽藍」 平凡社ライブラリー
■植草甚一 「古本とジャズ」 ※ ランティエ叢書
ほか

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【文庫本】  ※は絶版または品切れ

■木山捷平 「長春五馬路」 ※ 講談社文芸文庫
■室生犀星 「深夜の人 結婚者の手記」 講談社文芸文庫
■高見順 「わが胸のそこのここには」  講談社文芸文庫
■廣松渉 「事的世界観への前哨」 ※ ちくま学芸文庫
■ホッファー 「現代という時代の気質」 ちくま学芸文庫
■東雅夫編・著 「幻想文学入門」 ちくま文庫
■青山卓央 「新版 タイムトラベルの哲学」 ※ ちくま文庫
■片岡義男 「ホームタウン東京」 ※ ちくま文庫
■吉野孝雄編 「新編・予は危険人物なり」 ※ ちくま文庫
■生田耕作 「黒い文学館」 ※ 中公文庫
■吉田知子 「極楽船の人々」 ※ 中公文庫
■種村季弘編 「ドイツ怪談集」 ※ 河出文庫
■田中小実昌 「香具師の旅」 ※ 河出文庫
■間羊太郎 「ミステリ百科事典」 ※ 文春文庫
■グライムズ 「桟橋で読書する女」 ※ 文春文庫
■マッケン  「白魔」 光文古典新訳文庫

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ほか多数

いつも通り200円~300円の本も多数用意しております。
みなさまのご来場をお待ちしております。

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第31回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介

早いもので、もう今年最後のみちくさ市です。前回9月開催の際も常連さん始め多くの方々にご来場、お買い上げいただきました。いつもありがとうございます。

今年は元旦早々から父が脳梗塞で入院するなど、ほぼ一年通じて様々なことの連続で、みちくさ3回、不忍、仙台と頑張って5回の古本市に参加してきましたが、正直余裕のない状況下での参加でした。そのため古本市のエピソード紹介どころかご報告もままならず、心苦しく思っております。

1冊でも多く、喜んでいただけそうな本を出品することで、今年一年の御礼にかえさせていただきたいと思っておりますので、是非お立ち寄りください。心よりお待ちしております。

<とみきち屋>は11月15日(日)開催予定の、第31回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00 
※雨天の場合11月22日(日)に順延
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

当日、予報では10時ごろまでに雨は上がりそうですが、開催につきましては上記URLにてご確認ください。午前8時には発表される予定です。

では、出品本の一部紹介です。

【特集 自伝・評伝】  ★は絶版または品切れ

■エリック・ホッファー「エリック・ホッファー自伝」 作品社
■G・スタイナー「G.スタイナー自伝」 みすず書房
■植草甚一「植草甚一自伝」 晶文社
■青木正美「ある「詩人古本屋」伝」★ 筑摩書房
■德川夢声「夢声自伝」 上・中・下[全3冊]★  講談社文庫
■獅子文六「但馬太郎伝」★ 講談社文芸文庫
■山室静「評伝森?外」★ 講談社文芸文庫
■富士正晴「桂春団治」★ 講談社文芸文庫
■粟津典雄「正岡子規」★講談社文芸文庫
■中村光夫「二葉亭四迷伝」★講談社文芸文庫
■佐伯彰一「自伝の世紀」★ 講談社文芸文庫
■杉山茂丸「児玉大将伝」★ 中公文庫
■水上勉「宇野浩二伝 上・下」★ 中公文庫
■安倍公房「榎本武揚 改版」★ 中公文庫
■マルコムX「完訳 マルコムX自伝」 中公文庫
■富岡多恵子「室生犀星」  ちくま学芸文庫
■ペータース「ルー・サロメ 愛と生涯」★ ちくま文庫
■杉森久英「天才と狂人の間」 ★ 角川文庫

ほか全54冊

【単行本ほか】  ※は絶版または品切れ

■野呂邦暢「夕暮の緑の光」 みすず書房
■長谷川郁夫「本の背表紙 」★河出書房新社
■山城むつみ「小林秀雄とその戦争の時」 新潮社
■田中英光「師 太宰治」★ 津軽書房
■荒川洋治「文芸時評という感想」★ 四月社
■深沢七郎「人間滅亡的人生案内」  河出書房新社
■久保隆「戦後アナキズム運動試論 」★ 北冬書房
■ロラン・バルト「恋愛のディスクール・断章」  みすず書房
■カンツォーク「フルトヴェングラーとトーマス・マン」 ARTES
■ナボコフ「ディフェンス」 河出書房新社
■福田恒存「保守とは何か」 文春学藝ライブラリー
■由良君美「椿説泰西浪漫派文学講義」 平凡社ライブラリー
■渡辺一夫「ヒューマニズム考」★ 講談社現代新書

ほか

【文庫本】  ※は絶版または品切れ

■杉本秀太郎「半日半夜」★ 講談社文芸文庫
■庄野潤三「陽気なクラウン・オフィス・ロウ」 講談社文芸文庫
■横光利一「家族会議 」★ 講談社文芸文庫
■斎藤史「斎藤史歌集」★ 講談社文芸文庫
■丸谷才一編「花柳小説傑作選」 講談社文芸文庫
■河上徹太郎「私の詩と真実」★ 講談社文芸文庫
■石田吉禎「隠者の文学」★ 講談社学術文庫
■アーレント「暗い時代の人々」 ちくま学芸文庫
■ヤノーホ「増補 カフカとの対話」★ ちくま学芸文庫
■ベンヤミン「図説 写真小史」 ちくま学芸文庫
■ラヴジョイ「存在の大いなる連鎖」 ちくま学芸文庫
■バシュラール「夢想の詩学」★ ちくま学芸文庫
■廣松渉「エンゲルス論」★ちくま学芸文庫
■虫明亜呂無「野を駆ける光」「時さえ忘れて」「肉体への憎しみ」★3冊セット  ちくま文庫
■加東大介「南の島に雪が降る」 ちくま文庫
■ドールヴィイ「悪魔のような女たち」★ ちくま文庫
■チュツオーラ「ブッシュ・オブ・ゴースツ」★ ちくま文庫
■蓮實重彦「小説から遠く離れて」★ 河出文庫
■ドゥルーズ・ガタリ「哲学とは何か」 河出文庫
■小谷野敦「聖母のいない国」★ 河出文庫
■足立巻一「夕暮れに苺を植えて」★  朝日文芸文庫
■セナンクール「オーベルマン 上・下」★ 岩波文庫
■ホフマンスタール「牡猫ムルの人生観 上・下」★ 岩波文庫
■ホッケ 「迷宮としての世界 上・下」 岩波文庫
■フーコー「自己のテクノロジー」 岩波現代文庫
■堤玲子「わが闘争」★ 角川文庫
■川端康成「伊豆の旅」★ 中公文庫
■庄野潤三「ガンビア滞在記」★中公文庫

ほか

いつも通り200円~300円の本も多数用意しております。

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第30回「 鬼子母神通り みちくさ市」出品本の一部紹介

<わめぞ>の方々ならび<火星の庭>前野さんなど、多くの方々にお世話になった「Book!Book!Sendai一箱古本市」を終え一息ついていたら7・8月と仕事の繁忙期に突入。お盆休みも無く、気が付いたらもう秋の「みちくさ市」シーズンが目前に迫っていました。今年は4回参加した古本市で既に500冊を超える本が手元から旅立って行ったことに加え、古書店にもかなりの数の本を処分してきましたので、我が家の段ボール箱の数もかなり減りました。

春に比べ、持っていく本の総数は7割ほどと、やや少なめではありますが家中からかき集め、何とか格好をつけました。(と思います)

<とみきち屋>は明日9月20日(日)開催予定の、第30回「 鬼子母神通り みちくさ市」に出店いたします。11:00~16:00
出店場所はいつもと同じ、旧「花結び」向かい駐車場になります。
<北方人>さん、<書肆紅屋>さんと同じブースです。

みちくさ市詳細→ http://kmstreet.exblog.jp/

では、出品本の一部紹介です。写真は本日(土曜)夜にUP予定。

【ミニ特集 追悼 鶴見俊輔】  ※は絶版または品切れ

「言い残しておくこと」※ 作品社
「日本人は何を捨ててきたのか」 筑摩書房
「オリジンから考える」 岩波書店
「不定形の思想」※ 文藝春秋
「鶴見俊輔 (KAWADE道の手帖) 」河出書房新社
「考える人 鶴見俊輔」 弦書房
「期待と回想」※ 朝日文庫
「思想をつむぐ人たち」 河出文庫
「戦後日本の思想」 岩波現代文庫
「回想の人びと」※ ちくま文庫
「思い出袋」         岩波新書
ほか全13冊

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【単行本ほか】  ※は絶版または品切れ

■エーコ他「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」阪急コミュニケーションズ
■ディラン・トマス「ディラン・トマス詩集(世界の詩63)」※彌生書房
■ナボコフ「ベンドシニスター」みすず書房
■武田砂鉄「紋切型社会」朝日出版社
■佐野衛「書店の棚 本の気配」亜紀書房
■若松孝二「若松孝二 俺は手を汚す」ダゲレオ出版
■池澤夏樹「世界文学を読みほどく」理論社
■仲正昌樹「<学問>の取扱説明書」作品社
■古井由吉「人生の色気」※新潮社
■「美術手帖 森山大道 中平卓馬」※美術出版社
■ハイデガー「30年代の危機と哲学」※平凡社ライブラリー
■アルチュセール「マルクスのために」平凡社ライブラリー
■今橋映子「異端憧憬 日本人のパリ」※平凡社ライブラリー
■長田弘「私の二十世紀書店」※中公新書 ほか

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【文庫本】  ※は絶版または品切れ

■三島由紀夫「黒蜥蜴」※学研M文庫
■種村季弘「偽書作家列伝」※学研M文庫
■宮沢章夫「東京大学「80年代地下文化論」講義 」※白夜書房
■瀬戸川猛司「夜明けの睡魔」創元ライブラリ
■小島信夫「私の作家評伝 」※潮文庫
■正宗白鳥「今年の秋」※中公文庫
■吉田健一「瓦礫の中 」※中公文庫
■ブルガーゴフ「悪魔物語・運命の卵」岩波文庫
■レヴィナス「レヴィナス・コレクション」ちくま学芸文庫
■スーザン・ソンダク「反解釈」ちくま学芸文庫
■デリダ他「ニーチェは、今日?」ちくま学芸文庫
■レオ・レオーニ「 平行植物」※ちくま文庫
■フーコー編著「ピエール・リヴィエール」河出文庫
■吉田知子「お供え」講談社文芸文庫
■松下竜一「ルイズ」講談社文芸文庫
■前登志夫「存在の秋」※講談社文芸文庫
■金田一京助「新編 石川啄木」※講談社文芸文庫
■木田元「マッハとニーチェ」講談社学術文庫
■小林康夫「出来事としての文学」※講談社学術文庫
■ブラックウッド「人間和声」光文社古典新訳文庫
■庄野潤三「ザボンの花 」福武文庫
■松下竜一「狼煙を見よ」※現代教養文庫
■五木寛之・廣松渉「哲学に何ができるか」※中公文庫 ほか

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いつも通り200円~300円の本も用意しております。

みなさまのご来場をお待ちしております。

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2015年「Sendai Book Market一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

いよいよ明日6月6日(土)、「Sendai Book Market一箱古本市」開催です。
一番信頼しているウェザーマップ天気予報では、仙台の当日の天気に傘マークは無く曇り予報。降らないと信じています。
多くの皆様のご来場を心からお待ちしております。

「Sendai Book Market一箱古本市」の詳細はこちら→ http://bookbooksendai.com/
参加全60組の紹介もされています。
<とみき屋>は紹介その1の2番目に出ています。

それでは、出品本の一部紹介その2、文庫本ほかです。

その1(とみきち屋セット、単行本)はひとつ前の記事で書きましたので、そちらの方もご覧ください。→ http://ramble-in-books.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/bookbooksendai-.html

【 文庫本ほか 】 書名直後の★は絶版または品切れ

■野呂邦暢 『草のつるぎ・一滴の夏』★ 講談社文芸文庫
■森銑三 『新編 物いう小箱』★ 講談社文芸文庫
■大原富枝 『アブラハムの幕舎』★ 講談社文芸文庫
■杉本秀太郎 『伊東静雄』 講談社文芸文庫
■西脇順三郎  『ボードレールと私』★ 講談社文芸文庫
■和田芳恵 『新装版 一葉の日記』★ 講談社文芸文庫
■堀辰雄 『雉子日記』★ 講談社文芸文庫
■丸山圭三郎 『ソシュールを読む』 講談社学術文庫
■小山清 『落穂拾ひ・聖アンデルセン』★ 新潮文庫
■デリダ  『パピエ・マシン 上・下』 [2冊] ★ ちくま学芸文庫
■デリダ 『死を与える』★ ちくま学芸文庫
■バシュラール 『夢みる権利』★ ちくま学芸文庫
■ルカーチ 『小説の理論』★ ちくま学芸文庫
■中井久夫 『私の「本」の世界』 ちくま学芸文庫
■笠原和夫 『破滅の美学』★ ちくま文庫
■原口統三 『定本 二十歳のエチュード』★ ちくま文庫
■色川武大 『唄えば天国ジャズソング』★ ちくま文庫
■ホッケ 『迷宮としての世界 上・下』〔2冊〕 岩波文庫
■ドゥルーズ 『差異と反復 上・下』〔2冊〕河出文庫
■コジンスキー 『異端の鳥』★ 角川文庫
■古井由吉 『円陣を組む女たち』★ 中公文庫
■室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』★ 中公文庫
■篠山紀信・中平卓馬 『決闘写真論』★ 朝日文庫
■奥浩平 『青春の墓標』★ 文春文庫
■深沢七郎 『盆栽老人とその周辺』★ 文春文庫
■木山捷平 『茶の木・去年今年』★ 旺文社文庫
■久生十蘭 『魔都』★ 朝日文芸文庫
■シムノン 『雪は汚れていた』★ ハヤカワ文庫

ほか

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仙台特別編
【とみきち屋 超お薦めクラシックCD】

一度聴いたら決して忘れられないほど魅力的で、美しい音楽を用意しました。
クラシック音楽に興味のない方でも、こういう音楽なら気に入ってもらえるのではないかと思います。
音は良くないですが、携帯用のCDウォークマンを持っていきますので、試聴できます。

■ビクトリア「エレミア哀歌」 ホーバン指揮 スクオラ・ディ・キエザ合唱団 廃盤・稀少

こんなにも美しく静謐な曲がこの世に存在したのかと、初めて聴いたときに思いました。

■フォーレ「レクイエムほか」 コルボ指揮 ローザンヌ声楽・器楽Ens.<2005年録音盤>

実演でも聴いたことのある大好きなコルボ指揮の録音は4種類持っていますが、これが一番気に入っています。そして、これまで30以上同曲の演奏を聴いてきましたが、今のところマイベスト1。

■R.シュトラウス「4つの最後の歌」 ヤノヴィッツ(s) カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニーo

この音楽を奏でるカラヤンは文句なく素晴らしい。ヤノヴィッツの歌声には陶酔。

■ヴィヴァルディ「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲集」 イ・ムジチ合奏団 品切れ盤

ヴィヴァルディは「四季」だけ聴いてもその良さはわからないと思います。「ラ・チェトラ」と並ぶヴィヴァルディの名品。

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2015年「Sendai Book Market一箱古本市」出品本の一部紹介(1)

6月6日(土)に開催されるSendai Book Market一箱古本市 一箱古本市」<とみきち屋>も東京から参加いたします。東京以外での一箱は初経験のため、どんな本を出せばよいのか、値段はどうすればいいのか迷いましたが、不忍・一箱古本市、鬼子母神通り・みちくさ市でのスタイルそのままでいくことにします。

一箱に出るようになってから6年半。この間、自分が好きで何度も何度も出品してきた本や、お客様に喜んでいただいた本が結構入っています。東京でお馴染みの方々からすれば、「まだ出すのか」「あの時のね」などど思われかねませんが(笑)、仙台では初ですから惜しげもなく、いや、恥じらいもなく出品します。

Sendai Book Market一箱古本市」の詳細はこちら→ http://bookbooksendai.com/
参加全60組の紹介もされています。(6月3日現在40組の紹介)

仙台の多くの方々が楽しみにしていらっしゃると思う出張<わめぞ>。その<わめぞ>の古書現世・向井さんから、仙台の人たちの本への思いは熱く、東京では決して味わえないものがあると聞いています。

レインボーブックスさん、股旅同盟(散歩堂・駄々猫舎)さんなど知り合いの方々も参加されているので不安は全くありません。現体制での一箱古本市が最後となるのは残念ですが、どんな方の手にどの本がわたっていくのか楽しみでなりません。

きたない段ボールに、ひしゃげたせんべい缶などを使った店構えゆえ、美観ゼロですが、できる限り喜んでいただけそうな本を並べますので、是非お立ち寄りください。
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

それでは、出品本の一部を紹介いたします。

【とみきち屋セット】

別名強引(無理やり)セットとも呼ばれております。14:00以降、ご希望があればバラ売りします。その際、セット価格より割高感が出る場合もございますのでご諒承ください。 
※書名直後の★は絶版または品切れ

<五味康祐 音楽本セット>

■『五味康祐 音楽巡礼』(新潮文庫)★
■『五味康祐 オーディオ遍歴』(新潮文庫)★

<とみきち屋>番頭・風太郎のバイブル。「楽譜が読めない?それが何だ」と思わせてくれるほどに、音楽への愛に満ちた書。巷間絶大な評判を得ている演奏家であってもバッサリ斬り捨てるなど、過激なところもありますが、納得、共感できるところが多々あります。

<シモーヌ・ヴェイユ セット>

■『重力と恩寵』(ちくま学芸文庫)
■『工場日記』(ちくま学芸文庫)

時に、なぜこれほどまでに自分を追い込まねばならないのかと、読んでいて息苦しくなるほどですが、やはり畏敬の念を抱いてしまいます。この2冊も学生の頃から何度も読み、いつも手のとどくところに置いてあります。

<渡辺慧 セット>

■『生命と自由』(岩波新書)
■『認識とパタン』(岩波新書) 

正直に言うと、おそらく半分くらいしか私には理解できていないと思うのですが、35年以上も前にこのような理論を打ち立てていたことには驚きの一言です。4年前、ちくま学芸文庫で『知るということ 認識学序説』が出版されたことから推測するに、それなりの数の読者はいるのでしょうが、知らない方のほうが圧倒的に多いと思います。実際に気になる箇所を読んでみて、面白そうだと思っていただけたら、ご購入ください。(入手困難なため安価ではありませんが)

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【単行本ほか】 書名直後に★があるのは絶版または品切れ

■野呂邦暢 『夕暮の緑の光――野呂邦暢随筆選』 みすず書房
■林尹夫 『わがいのち明に燃ゆ』★ 筑摩叢書
■佐伯一麦 『とりどりの円を描く』 日本経済新聞出版社
■山田稔 『コーマルタン界隈』 編集工房ノア
■関口良雄 『昔日の客』 夏葉社
■梅津時比古 『日差しのなかのバッハ』★ 靑弓社
■バタイユ 『ニーチェの誘惑』★ 書肆山田
■橋口幸子 『珈琲とエクレアと詩人』  港の人
■野村秋介 『獄中十八年』★ 二十一世紀書院
■國分功一郎 『ドゥルーズの哲学原理』 岩波書店
■アドルノ 『不協和音』 平凡社ライブラリー
■伊達得夫 『詩人たち ユリイカ抄』 平凡社ライブラリー
■山田宏 『増補 友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』★ 平凡社ライブラリー
ほか

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第29回「鬼子母神通り みちくさ市」 ご報告

5月17日に開催された「鬼子母神通り みちくさ市」に、日差しが強く暑い中、足を運んでくださり、ご購入いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。また関係者の方々には、たいへんお世話になりました。

過去2回の<アウトロー・アウトサイダー>以外はほとんどこけてきた<とみきち屋>特集、今回も案の定撃沈(笑) 53冊用意して引き取られたのは12冊。残った本たちの行先を思案せねばなりませぬ。
とはいえ、トータルでは84冊が売れ、平均単価443円でしたから、当日の流れの中で2時ごろ私が予想していたよりは良かったです。みちくさ市ではふらふら歩き回っては他の店主さんと話したり、本を買ったりで、店はほとんど店主・とみきちに任せていますから、私の知らないところでとみきちが巧みに、かつ根気よくお客様に対応してくれている結果ともいえます。

最低記録を見事に更新されたらしい<嫌気箱>の塩山さんも言っているように、みちくさ市は他の店主さんたちとの交流が楽しく、売り上げとは別の魅力も。
ほかの場所で人も羨むような商いをされている塩山さんの「弱音を吐かずに次回も頑張ろう」宣言は、まさに感涙ものです(笑)

今回は<とみきち屋>が6月6日開催の「Book!Book!Sendai 2015」一箱古本市に参加することを、知り合いの方々に宣伝させていただきました。
実際に行かれた方や、仙台での仕事の際「火星の庭」には行ってみたという方もいました。また、行ったことはなくても、興味を持っている方は多かったです。<わめぞ>に届いたばかりのイベント案内用のチラシも店頭に置いておいたのですが、かなりの量がはけました。

「Book!Book!Sendai 2015」のチラシはPDFフェイルでもご覧いただけます。

こちら→ http://bookbooksendai.com/blog/wp-content/uploads/Diary_2015BBS0504.pdf

驚いたのは、当店の大切な客様のお一人、仁平さんがなんと「Book!Book!Sendai」行きを決めていらして、既に宿と列車を予約してあるということでした。何とも心強いです。

例年通り<わめぞ>も本を出品しますし、レインボーブックスさん、散歩堂・駄々猫さん、一箱にも来ていたかまねこさんも参加されると聞いていますので、今から楽しみです。
なお、当日店主・とみきちは仙台の別の場所で仕事のため、店は私一人。毒舌も、押し売りもありませんが(笑)、足を運ばれる予定の方、迷っていらっしゃる方、ぜひお越しください。

さて、みちくさ市ですが、5月3日の不忍一箱に続いて、Jindongさん、仁平さん、鈴木さん、Mさん、ますく堂さんなどが来られ、お買い上げもいただき、ありがたかったです。
仁平さんとは駐車場の片隅で一緒に昼ごはんも食べることができました。

不忍一箱には都合で行けなかったという、お馴染みの長谷川さんも来てくれてました。

高校の友人Aが差し入れを持ってふらっと来てくれたのは、嬉しかったなあ。まずは、今年年賀状は一枚も出せなかったので、当然Aにも出せなかったことを詫びる。
そのことではなく、「もっと早めに出店の告知はしてほしい」とお叱りを受けてしまった…(汗)
■デリダ『雄羊』(ちくま学芸文庫)を真っ先に手にとってくれたのには驚きとともに嬉しさが込み上げ。続いて■大川渉編『短篇礼賛』(ちくま文庫)、そして、■多和田葉子『三人関係』(講談社)。
この時、「これを俺が買ってしまっていいものかな…」とA。多和田さんは私たちの高校同期生なので、新刊で買うのでなく古書でいいのかという思いと、他に欲しい方がいるのではという遠慮もあったのだと思うが、なんともAらしい心遣いだと思えてならなかった。
また、仙台行の話をしたら、震災後間もなく彼は足を運んだのだが、列車や車を使うと、ほんとうに必要があって行く人たちの迷惑になりかねないと、夜行バスで行ったと聞き、これもAらしく、自分にはとうていまねできないことだと感心。
仕事の方はもうすぐ独立することになっていて、その準備で忙しいみたいだ。目が充血していたのが心配。体には気を付けてほしいな。

その彼がブログに<とみきち屋>のことを書いてくれました。
褒め過ぎで面映ゆいものがありますが、当店の特徴を巧く表現してくれているので一部ご紹介します。

 「みちくさ市」というとても有名になったらしい古本市に、高校時代の友人が奥さんと一緒にほぼ皆勤出店している。(奥さんは同じ高校の二年後輩)
 とみきち屋さんはその屋号で、そういえば由来を聞いていなかったけれど、奥さんのブログに同じ名前が冠されていて、店主は奥さんということだ。友人の方は風太郎という名前を持っているけれど、とみきち屋としたのは売上を考えてもまったく正しい選択だと思う。
 ほとんどの人は内容よりその気配で店を選ぶし、実際様子を見ているとめちゃくちゃ明るい奥さんとお客さんの会話からコミュニケーションが深まっていることがよくわかる。
 そこに、風太郎さんの僕からすれば超絶的な本の知識が被さる。それだけでもインパクトがあるし、加えて、とみきちさんも負けていないのだからこれからもっと人気店になるのは間違いない。
(中略)
 風太郎さんが薦めてくれた文庫本の一冊に感激した。こんな豪華な編集もあるのだなあ。(実際はプレゼントしてくれたのだけれど、僕も清涼飲料水の差し入れをしたので、ただ期待しないように:笑) 

※文庫本とは「私小説名作選」(集英社文庫)のことです。

何度もご来店いただいているちょっぴり強面だけれど整った顔立ちで、俳優のような雰囲気を持った男性のお客様。前回からお話しさせていただくようになりました。岡崎武志さんと同い年で、岡崎さんのこともよくご存知でした。いつも渋い本をまとめ買いしてくださるので、ありがたく思っています。今回は■山本七平『小林秀雄の流儀』(新潮文庫)■高橋和巳『日本の悪霊』(河出文庫)■古山高麗雄『反時代的、反教養的、反叙情的』(ベスト新書)ほか計5冊。

前回のみちくさ市、不忍の一箱に続きご来店いただいた若い男性Gさん。この方は毎回思想・哲学系を手に取られます。最初に■仲正昌樹『ヴァルター・ヴェンヤミン』(作品社)を購入いただいた際には、私は店を離れたのですが、2度目のご来店をいただき■多木浩二『写真論集成』(岩波現代文庫)を買っていただいた時には話もでき、お名前も伺えました。またのお越しをお待ちしています。

みちくさ市常連のおじいちゃま。この方も毎回買っていただいています。じっくり読んで買われる方なので滞在時間は当店で1、2位。お隣の<北方人>さんでは何と宮本顕治献呈署名入りの本を。しかも<北方人>さんがかなり調べても判明しなかった献呈相手を、「これは漫画を描く人だよ」と、さらっとおっしゃられる。北方人さんも私も、思わず「おお!!」。
当店では思想・哲学・文学関連を手にとられることが圧倒的に多いのですが、■黒田寛一『社会の弁証法』(こぶし書房)を購入いただく。この筋の有名な方なのだろうか…。
■リーゼンフーバー『西洋古代・中世哲学史』(平凡社ライブラリー)■ビュトール『心変わり』(岩波文庫)も併せて購入いただきました。

ユタカタ(姉妹)さんとゆっくりお話を。二人ともしっかりと自分の世界をもっていて素敵ですね。二人それぞれのユタカタ通信をいただき、お姉さんが出された自費出版歌集 『あの道の角を曲がって危険すぎる街へ行きたい』を購入。

■大澤真幸『近代日本思想の肖像』(講談社学術文庫)を買っていただいたMくんのブログ、面白いですねえ。とみきちも熱心に読んでいます。仙台へは<わめぞ>に同行するとのことなので、ゆっくり話ができるのを楽しみにしています。

お隣の<北方人>さんから、手放してしまい買い戻したかった■豊崎光一『ファミリー・ロマンス』(小沢書店)■諏訪優『田端日記』(思潮社)を入手。前者は安価、後者は最後にただでお譲りいただいてしまった。いつもお世話になるばかりか、いろいろと面白く、ためになる話をしていただき感謝しております。
今回は所用があって珍しく遅くいらした北方人さんのご友人、かわじもとたかさんも加わり、いつものように楽しい一日でした。

次回みちくさ市は9月20日(日)開催予定です。出品できる本が残っているか心配です(笑)

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